システムパーティションに組み込まれたアドウェアは、削除しようとすればデバイスが機能しなくなることもある。
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「Android」端末で迷惑な広告を表示させるアドウェアに関する苦情が増えているという。セキュリティ企業のKaspersky Lab(以下、Kaspersky)は2020年7月6日、同社ブログで削除不可能なアドウェアがプリインストールされているデバイスの存在を指摘した。
Kasperskyによると、こうしたアドウェアはデバイスのシステムパーティションに組み込まれているという。そのため、削除しようとすればデバイスが機能しなくなることもある。さらに、削除できないシステムアプリや中核的なライブラリに広告が組み込まれている場合もあるという。
同社の調査では、過去1年の間にユーザーが遭遇したマルウェアやアドウェアのうち、14.8%はシステムパーティションへの感染だった。
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