制裁対象となる中国人2人とロシア人4人および中国、ロシア、北朝鮮の3組織は、マルウェアを使った大規模攻撃や世界の企業を標的とするサイバースパイ活動に関与したとされる。
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欧州連合(EU)は2020年7月30日、過去に猛威を振るったマルウェア「WannaCry」「NotPetya」などのサイバー攻撃に関与したとして、中国とロシアの個人6人と、中国とロシア、北朝鮮の3組織に対する制裁を発表した。サイバー攻撃への関与を理由にEUが制裁を科すのは初めて。
発表によると、制裁対象のうち、中国人2人と中国企業1社は、中国のハッカー集団「APT10」と関係があり、世界各地で多国籍企業を標的とした大規模なサイバースパイ活動「Operation Cloud Hopper」に関わったとされる。
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