パスワードを盗むマルウェア「LokiBot」横行、CISAが対策の徹底呼び掛け

Webブラウザなどから認証情報を盗むマルウェア「LokiBot」を使った攻撃が、2020年7月から目に見えて増えている。

» 2020年09月24日 09時10分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 国土安全保障省のセキュリティ機関「CISA」(Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は2020年9月24日、パスワードなどの情報を盗み出すマルウェア「LokiBot」を使った攻撃が同年7月から目に見えて増えているとして、ユーザーやネットワーク管理者に対策の徹底を促した。

 CISAによると、LokiBotは別名「Loki PWS」「Loki-bot」などとも呼ばれるトロイの木馬型マルウェアだ。キーロガーを使ってWebブラウザやデスクトップ上の行動を追跡し、ユーザー名やパスワード、暗号通貨ウォレットなどの情報を盗み出す。

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