MSが新施策、LinuxサーバのAzure移行をスムーズに

日本マイクロソフトは、「Red Hat Enterprise Linux」と「SUSE Linux Enterprise」を「Azure Hybrid Benefit」の対象に追加した。同特典の対象範囲は、これまで「Windows Server」と「SQL Server」に限定されていた。

» 2020年11月20日 08時00分 公開
[ITmedia]

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 日本マイクロソフト(以下、マイクロソフト)は2020年11月19日、「Azure Hybrid Benefit」の対象に、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux」(以下、RHEL)と「SUSE Linux Enterprise」(以下、SLES)を新たに追加した。

 Azure Hybrid Benefitは、オンプレミス環境のサーバを「Microsoft Azure」(以下、Azure)へ移行する時に利用できるサブスクリプション特典だ。マイクロソフトによると、地域やインスタンスの種類、使用状況により異なるが、同特典を利用することで、標準の従量課金と比較して最大85%の節約が可能になるという。

 同特典は、これまで対象範囲を「Windows Server」と「SQL Server」に限定していた。

RHELとSLESサブスクリプション利用者に4つのメリットを提供

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