ローカル5GとVRで重機を遠隔操作 NECらが無人化施工に向けた実証実験

熊谷組とNECは、ローカル5Gを活用したネットワーク対応型無人化施工の実証実験を実施した。NECによると、ローカル5Gの低遅延の通信によってリアルタイムな遠隔操作が可能になるという。

» 2020年12月11日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 熊谷組とNECは2020年12月10日、第5世代移動通信システム(5G)、いわゆる「ローカル5G」を活用したネットワーク対応型無人化施工の実証実験を実施したと発表した。

 ネットワーク対応型無人化施工は、自然災害の復旧工事現場などにおける二次災害を防ぐために有効な手段だ。国土交通省は「ICTの全面的な活用」(ICT土工)を建設現場に導入し、建設生産システム全体の生産性の向上を図っている。今回の実証実験は、こうした無人化施工の実用化に向けた取り組みの一環だ。

ローカル5Gでリアルタイムの遠隔操作を実現 実証実験の仕組みとは

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