AIを用いた「ディープフェイク」など、攻撃者の手法は最新技術によりますます高度化しています。対応する側からすると、詐欺かどうかの判断が付けづらいかもしれません。私たちはこうした脅威にどう対抗していけばよいのでしょうか。
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2020年12月18日、朝日新聞フォトアーカイブのTwitterアカウントが、戦時中の女子挺身(ていしん)隊の写真を投稿しました。しかし、投稿された写真は“合成”したもので、戦時下のプロパガンダとして作成された可能性があると発覚しました。この件に関して、朝日新聞社は謝罪のテキストを公開しています。確かに注意して見ると不自然な点が目立つ写真です。戦時中からこのような“フェイク写真”が作成されていた事実にも驚かされます。
サイバーセキュリティとこうしたフェイクは、無関係ではありません。企業を標的に、AI(人工知能)を利用した「ディープフェイク」攻撃が実行される事例もあります。
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