会津若松市がアクセンチュアと取り組む産業DX「CMEs」とはスーパーシティは立ち上がるか

 中小企業の「非競争領域」の効率化を支援する仕組みとして機能するプラットフォームが稼働した。全国中小製造企業の生産性向上に貢献するとしている。

» 2021年04月12日 12時54分 公開
[原田美穂ITmedia]

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CMEsのパイロットユーザーとしてプロジェクトに協力したマツモトプレシジョンの代表取締役社長 松本敏忠氏

 2021年4月9日、会津産業ネットワークフォーラム(ANF)とアクセンチュア、SAPジャパンの3者は中小製造業向けのデジタル・ICT共通プラットフォーム「コネクテッド マニファクチャリング エンタープライゼス」(CMEs)の提供を開始した。CMEsのパイロットユーザーとしてANFの会員企業であるマツモトプレシジョンが先行導入し、4月より運用を開始している。CMEsは経済産業省と中小企業庁と、会津若松市、会津大学の支援を受け、ANFとアクセンチュア、SAPジャパンが協力て実現した。ANF会員を皮切りに全国の中小製造業企業を対象に段階的に拡大する計画だ。

非競争領域の効率化によるDXを中小企業にも CMEsはどんな仕掛けか

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