Google Workspace活用状況調査から見えてきた「新しい働き方」とは?組織を変えるチェンジマネジメント

「組織を変えるチェンジマネジメント」の第3回は、ストリートスマートが実施したGoogle Workspaceの活用状況調査からテレワーク時代の新しい働き方と改革に必要な心構えを考えていきます。

» 2021年08月25日 07時00分 公開

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響で多くの企業がSaaS(Software as a Service)をはじめとしたITツールの導入に踏み出しました。特にテレワークと相性が良いビデオ会議ツールの利用はこの1年間で一般的なものになったのではないでしょうか。

 こうした状況で個々のITツール利用が増加する中「新しい働き方がチームに浸透した実感を持てていない」という声も聞こえています。

 連載第3回では、当社で実施した「Google Workspace」の活用状況調査から、コロナ禍前後で利用が伸びたITツール、伸びなかったITツールに着目し、スピーディーに業務をしたり、チームでコラボレーションしたりする際の「新しい働き方の作り方」を紹介します。

 上記の調査は、2020年6〜7月の期間で企業30社におけるGoogle Workspaceのアカウント合計52243個を対象に、Google Workspaceの活用方法を分析する当社のツール「Master Report」を利用して集計しました。

記事提供:株式会社ストリートスマート

「Google Workspace」をはじめとするクラウドサービスを通して、業務効率の向上やコミュケーションの活性化など総合的な働き方の変革を支援します。本稿では「チェンジマネジメント」を通してテレワーク時代の働き方とマインドセットを考えていきます。


コロナ禍でSaaS利用率は急上昇 チームの働き方はどう変わったか?

 Google Workspaceの各アプリの活用状況を当社が無償で提供する「Master Report」を使って調査したところ、コロナ禍によってSaaS利用率は全体として伸びた傾向があると明らかになりました。

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