3%増額で30%リターン増も “情強”企業のIT投資に学ぶ「どこを狙うと見返りが大きいか」CIO Dive

デジタル化に強みを見せる企業のIT投資額は他の企業よりも大きい。全体のコストで評価をするとそのリターンは非常に大きいという結果が出た。彼らはどこにどんな投資をしているのだろうか。

» 2021年10月12日 09時15分 公開
[CIO Dive]

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 コンサルティング企業Hackett Groupが2021年6月に発表した調査結果によると(注1)、同社が「デジタルワールドクラス」と呼ぶデジタル分野のパフォーマンスに秀でた企業群はそれ以外の企業と比べてテクノロジーへの支出が3%多く、フルタイム従業員を26%削減しており、エンドユーザー1人当たりの人件費は33%減、アウトソーシング費も41%削減していることが分かった。

 デジタルワールドクラス企業は他の企業よりも36%多くSaaSに投資して、組織の俊敏性や応答性、復元力を強化している。これらの先進企業は、機械学習や自然言語処理、ブロックチェーンなどの新興のテクノロジーに63%も多く投資をしていることが明らかになった。


安易に「前の施策と同じで」と言わない“情強”企業は今どこに投資しているか

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