SAPがローコード/ノーコード向け開発ツールを発表 AI関連機能も追加へ

SAPはSAP BTPで利用できる統合的なローコード/ノーコード開発ツールを発表した。コーディングのスキルを持たないユーザーでも、新しいアプリケーションの開発や、既存のアプリケーションの拡張などが可能だとしている。

» 2021年11月25日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 SAPジャパン(以下、SAP)は2021年11月24日、同社のクラウドおよびハイブリッドクラウド向けデータ統合および分析基盤「SAP Business Technology Platform」(SAP BTP)で利用できる統合的なローコード/ノーコード開発ツールを発表した。

 SAPは、同ツールについて「ソフトウェア開発者だけでなく、コーディングのスキルを持たないユーザーにも新しいアプリケーションの開発や既存のアプリケーションの拡張などを可能にする」としている。組み込みAI(人工知能)機能を拡張し、スキル学習向けWebサイト「SAP Learning」を刷新したことも明らかにした。

アプリ開発向けローコード/ノーコード開発ツール発表 AI関連機能も公開へ

 SAPは開発ツールとして「SAP AppGyver」を公開した。SAP AppGyverは、2021年2月にSAPが買収したAppGyverの製品で、Webアプリケーションやモバイルアプリケーション向けのノーコード開発プラットフォームだ。2020年に提供が始まったクラウド型の統合開発環境と「SAP Business Application Studio」についても、ローコード開発機能を強化した。

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