IDCは、インテリジェンスの未来に関する10項目の予測を発表した。企業がインテリジェンスに投資することで、財務や業績、製品やサービスの成果がどう変化するかが明らかになった。
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IDC Japanは2022年2月7日、「2022年のFuture of Intelligence(インテリジェンスの未来)に関する10項目」の予測を発表した。この発表はIDCが米国で昨年公表したレポート「IDC FutureScape: Worldwide Future of Intelligence 2022 Predictions」を基にしたものだ。
2022年2月8日11時50分更新:昨年公表されたレポートの名称「IDC FutureScape: Worldwide Future of Intelligence 2022 Predictions」を加筆しました。
IDCはエビデンスに基づく意思決定を推進する組織を評価する指標として、独自に「Enterprise Intelligence Index」を開発しており、今回の発表の基になったレポートはその「インテリジェンス指標」に基づいて企業の業績との関係を整理したものだ。
ここでの「インテリジェンス」はエビデンスベースの意思決定といった意味で使われる。本稿は以降、インテリジェンスをその意味で使う。
同予測は、企業のインテリジェンスを支える次の4つの能力に影響するとしている。
「インテリジェンスの未来に関する10項目」の主な項目は以下の通りだ。
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