「生命保険エコシステム」共同利用へ チューリッヒ生命、メディケア生命保険業務専用ルールエンジンとAI-OCRで支払業務を自動化

アシストとアイリックコーポレーション、Ubicomホールディングスの3社が共同開発した「生命保険給付金支払いプラットフォーム」をメディケア生命が採用した。同プラットフォームを導入する企業はチューリッヒ生命に続いて2社目となる。

» 2022年02月17日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 アシストとアイリックコーポレーション、Ubicomホールディングスの3社は2022年2月16日、メディケア生命とチューリッヒ生命の支援を受けて共同開発した「生命保険給付金支払いプラットフォーム」をメディケア生命が採用したと発表した。同プラットフォームの採用は、2021年11月に業務利用を開始したチューリッヒ生命に続いて、メディケア生命が2社目となる。メディケア生命は、2022年2月7日から業務利用を開始した。

保険金受給までの日数を短縮する仕組みとは?

 生命保険給付金支払いプラットフォームは、AI(人工知能)を活用して保険会社側の事務作業を効率化し、給付金支払いまでの期間短縮を目的として開発した。従来、1次担当者、2次担当者、修正担当者の3人体制で実施していた領収証や診療明細書、調剤明細書の入力を、帳票をスキャンして作成したPDFファイルからAI-OCRによって内容を読み取り、複数の書類をバッチ処理することで効率化した。

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