先入観は禁物? 大人こそ読むべき「子ども向けセキュリティ資料」を紹介半径300メートルのIT

今月は「サイバーセキュリティ月間」ということで、子どもにも理解できるセキュリティ資料を2つ紹介します。“子ども向け”だからといって侮ってはいけません。大人ことこうした資料の中に意外な学びを発見できるはずです。

» 2022年02月22日 07時00分 公開
[宮田健ITmedia]

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 毎月2月の「サイバーセキュリティ月間」、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。今月はなるべく平易な読み物でかつ知識を付けられるトピックを紹介していきます。この時期は素晴らしい資料が多く公開されるため、うれしい悲鳴が上がりそうです。

 今回は2022年2月8日の「セーファーインターネットデー」という子どもたち向けにインターネットの安全を考える一日に合わせて公開された取り組みを幾つか紹介します。子ども向けと侮ってはいけません。どのコンテンツも大人であっても見ておくべきものです。

資料も必見 Googleが本気で考えたセキュリティゲームの中身

 まずはGoogleが公開した、ゲームでインターネットリテラシーを学習できるプログラム「Be Internet Awesome」を紹介しましょう。Be Internet AwesomeはSNSでのリテラシーを含めた広義のセキュリティを取り扱うプログラムで、2017年に開始されてから日本を含む40カ国、18言語で展開されています。

 ここで取り上げているトピックは下記の5つです。

  • Be Internet Smart:Share with Care(気を付けて共有する)
  • Be Internet Alert:Don't Fall for Fake(にせ物に引っ掛からない)
  • Be Internet Strong:Secure Your Secret(ひみつを守る)
  • Be Internet Kind:Its' Cool to Be Kind(思いやりを持つ)
  • Be Internet Brave:When in Doubt, Talk It Out(まよったら話してみる)

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