ローコード/ノーコード開発ツールによるDXの最先端とはWeekly Memo(1/2 ページ)

企業のDXに向けてローコード、ノーコード開発ツールの活用が注目されている。その有力ツールの一つであるサイボウズの「kintone」の最新状況から、この分野の最先端の動きを探ってみたい。

» 2022年02月28日 10時00分 公開
[松岡功ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 「kintoneのようなローコード/ノーコード開発ツールがようやく普及期に入った。これからはいよいよ社会のインフラとして広がっていく」

 サイボウズ社長の青野慶久氏は、同社が2022年2月24日にオンラインで開いた事業説明会でこう強調した。kintoneは、「チームワークあふれる社会を創る」をパーパスに掲げる同社が注力するPaaS型クラウドサービスで、ローコード/ノーコード開発分野において有力ツールの一つとして注目されている。

Photo 企業理念について話すサイボウズ社長の青野慶久氏

 今回はこのkintoneの最新状況から、青野氏が「社会のインフラとして広がっていく」と言うローコード/ノーコード開発ツール分野の最先端の動きを探ってみたい。

ローコード/ノーコード開発ツールは「社会インフラ」になるか

 まずは調査会社における最新のデータを紹介しておこう。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ