企業のDXに向けてローコード、ノーコード開発ツールの活用が注目されている。その有力ツールの一つであるサイボウズの「kintone」の最新状況から、この分野の最先端の動きを探ってみたい。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
「kintoneのようなローコード/ノーコード開発ツールがようやく普及期に入った。これからはいよいよ社会のインフラとして広がっていく」
サイボウズ社長の青野慶久氏は、同社が2022年2月24日にオンラインで開いた事業説明会でこう強調した。kintoneは、「チームワークあふれる社会を創る」をパーパスに掲げる同社が注力するPaaS型クラウドサービスで、ローコード/ノーコード開発分野において有力ツールの一つとして注目されている。
今回はこのkintoneの最新状況から、青野氏が「社会のインフラとして広がっていく」と言うローコード/ノーコード開発ツール分野の最先端の動きを探ってみたい。
まずは調査会社における最新のデータを紹介しておこう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.