NTT Comは、マネージドサービス「X Managed」の提供を2022年4月1日に開始する。ICT戦略の企画立案、システムの設計や構築、運用、保守をワンストップで提供することで顧客のコスト削減を実現する。
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NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2022年3月29日、マネージドサービス「X Managed」(クロスマネージド)の提供を同年4月1日に開始すると発表した。選択型の定型メニューを中心にICT戦略の企画立案、システムの設計や構築、運用、保守をワンストップで提供する。
X Managedには、NTT Comとフィックスポイントが共同開発した統合ICT運用プラットフォーム「X Managed Platform」を採用した。同プラットフォームは傾向分析機能に強みがある。通信トラフィックのデータやシステムのログ情報などを基に、将来のシステムトラブルを高精度に予測する。
同サービス提供の背景には、フレキシブルな働き方を実現するICT環境の整備などによって進むマルチクラウド、ハイブリッドクラウドの活用や、ゼロトラストベースのセキュリティ対策の導入がある。
NTT Comは、企業のシステム環境が複雑化する中で、ICT戦略の企画立案やシステム要件検討に関する高コスト化や人材不足が課題となっていると見る。同サービス提供により、顧客は要望に合ったマネージドサービスを安価に導入できる。
同サービスではネットワークやクラウド、セキュリティの3つの領域について、顧客のICT戦略の企画立案と、システムの設計や構築、運用、保守をNTT Comが実施する。
メニューには定型の「スタンダード」と「オプション」、非定型の「プロフェッショナル」の3種類がある。各メニューの概要は以下の通りだ。
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