Citrix製品にDoS攻撃を引き起こす脆弱性 迅速にアップデートの適用を

Citrix ADCやCitrix Gatewayにサービスを妨害する攻撃を引き起こす脆弱性が見つかった。脆弱性を悪用するには幾つかの条件があるため、被害に遭わないためにも迅速にアップデートを適用してほしい。

» 2022年05月28日 07時00分 公開
[後藤大地有限会社オングス]

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 Citrix Systems(以下、Citrix)は2022年5月25日(現地時間)、同社のブログでアプリケーションデリバリーおよび負荷分散ソリューション「Citrix ADC」、リモートアクセスアプライアンス「Citrix Gateway」に2つの脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると伝えた。

 同脆弱性を利用されると、攻撃者によってサービス妨害攻撃(DoS:Denial of Service attack)を引き起こされるとされている。

Citrixは「Citrix ADC」「Citrix Gateway」の脆弱性を報じた(出典:CitrixのWebサイト)

脆弱性の詳細と該当の製品バージョンは?

 今回公開された脆弱性は以下の通りだ。

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