旭食品、需要予測ベースの自動発注システムを導入 発注・在庫管理業務にかかる時間が約8分の1に

旭食品は、国内35カ所の物流倉庫に日立の流通・小売業向けデータ活用ソリューションを活用した「需要予測型自動発注システム」を導入した。従来は1日あたり約4時間を要していた発注・在庫管理業務を約30分に削減し、欠品を約4割、返品を最大約3割低減した。

» 2022年06月13日 09時00分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 旭食品と日立製作所(以下、日立)は2022年6月8日、旭食品が国内35カ所の物流倉庫に導入した「需要予測型自動発注システム」の成果を発表した。

旭食品Webサイト

 食品卸売業の旭食品は、2021年9月から国内35カ所の物流倉庫における発注業務に独自アルゴリズムで需要を予測し、適正在庫量を勘案して発注推奨値を算出、提示する需要予測型自動発注システムを運用している。

 同システムは、総合スーパーや大手小売店に導入実績のある日立の「Hitachi Digital Solution for Retail/需要予測型自動発注サービス」を活用して構築した。

熟練担当者が4時間かかっていた仕事を30分に短縮するシステムの詳細は?

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