「データを集める」より重要なことは? データドリブンな組織に共通する「7つ」の特性――ガートナー

ガートナーは、データドリブンな組織に共通して見られる7つの特性を発表した。データドリブンな組織を作るために多くの人が「まずはデータ集めだ」と考えるが、同社はそれよりも重要なことがあると指摘する。

» 2022年06月20日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 ガートナージャパン(以下、ガートナー)は2022年6月17日、データドリブンな組織に共通する7つの特性を発表した。データドリブンとは、データに基づいて戦略策定や計画立案、ビジネスの意思決定などを行うことを指す。ガートナーは、こうした行動が広く定着している組織を「データドリブンな組織」と定義している。

データドリブン組織づくり 「データを集める」より重要なのは?

 ガートナーは「データに基づく意思決定を組織に定着させるには、日々のビジネスでデータ活用を実践することが重要で、データを積極的に使えるように継続的に支援する必要がある」と指摘する。

 同社によれば、こうした支援は、IT部門などがユーザーを支援する一方向の「実務や標準的なツールの利用に関する直接的な支援」と、ユーザーによる自発的な情報発信や事例共有、悩み相談など、問題意識を持った参加者による「コミュニティーによる支援」の2つに分けられる。

 ガートナーが発表したデータドリブンな組織に見られる7つの特性は以下の通りだ。

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