FedExは2024年までにメインフレームを廃止すると発表した。クラウド移行に伴うコスト削減効果は大きいが、同社の新戦略計画「Network 2.0」によると、それ以上に期待されている投資効果がある。
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FedExは2022年6月29日、「今後2年以内にメインフレームの最後の20%を廃止し、クラウドネイティブアーキテクチャを利用した事業運営を行う」と、同社の投資家会議で発表した。
データセンターとメインフレームをゼロにすれば「年間4億ドル(約548億円)を節約できる」とカーター氏は述べた。しかし、FedExがメインフレーム廃止に期待する効果は巨額のコストダウン効果だけではない。
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