――さきほどヤマト運輸のコンタクトセンターにおけるAI活用事例が出てきましたが、今後、この技術をどのようなビジネスに展開するお考えでしょうか。アプローチしたい業界や業務課題を具体的にお聞かせください。
道下氏: LINE AIカンパニーの強みはやはり人に寄り添うような支援にあります。コミュニケーションやエンゲージメント、エクスペリエンスの改革に力を発揮するAIを提供することが大切だと考えています。
先ほどから例に出るヤマト運輸さまのコンタクトセンター事例は、実証テスト後の顧客アンケートにおいて実に80%以上が「満足」と回答しています。
同じ仕組みを使えば運輸業に限らずコンタクトセンター業務全体の効率化を図れるはずなので、私としては業種によらずに課題のある企業であればご一緒したいと考えています。従来の業務の改善としての「コミュニケーション支援」ではなく、コンタクトセンター業務の仕事自体を抜本的に改革するDXのお手伝いができれば、と考えています。
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