QlikがSnowflake活用を支援する機能強化 SAPやメインフレームのデータも柔軟に

Qlikがクラウドデータプラットフォーム「Snowflake」向け機能を強化した。多様なデータソースの集約と、Qlik Senseをフロントエンドに使ったリアルタイムでのデータ可視化などを実現する。

» 2022年08月25日 07時00分 公開
[山口哲弘ITmedia]

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 クリックテック・ジャパン(以下、Qlik)は2022年8月23日、クラウドデータプラットフォーム「Snowflake」向けに新機能と拡張機能を追加すると発表した。

 Snowflakeに対してリアルタイムでデータを供給する機能と、リアルタイムでデータにアクセスして企業全体の意思決定に活用する機能の両方を強化する。

SAPやメインフレームのデータをリアルタイムでSnowflakeに持ち出す

 強化するのは、「Qlik Sense」からSnowflakeのデータを取り込んで可視化する「Direct Query」やFinOpsとクエリ最適化を支援するダッシュボードの拡張と、Snowflakeへの分析データ集約や、Snowflakeのデータを軸にした運用の効率化を図る機能だ。

 SAPアプリケーションやメインフレーム、各種SaaSのデータのSnowflakeへの移植を支援するQlik Cloudデータサービス機能も追加された。以降でそれぞれを見ていく。

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