タカミヤは2023年1月23日、同社と同社の子会社のサーバが不正アクセスによって、ランサムウェア攻撃の被害を受けたことを伝えた。現在も調査を継続しており、漏えいしたとみられるデータの特定などが取り組まれている。
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仮設機材販売などを手掛けるタカミヤは2023年1月23日、同社と同社子会社らのサーバに対して第三者による不正アクセスが実行され、ランサムウェア感染被害を受けたと伝えた。
不正アクセスの対象となった会社はタカミヤおよびその子会社であるキャディアンとトータル都市整備、青森アトム、エコ・トライ、タカミヤの愛菜、八女カイセー、イワタ、ヒラマツ、ナカヤ機材の9社だ。
報告によると、サイバー攻撃者はタカミヤのベトナム拠点に対して不正アクセスを実行した。同社グループの社内サーバに侵入し、ランサムウェアを感染させファイルの暗号化を実行した。同社はこうしたサイバー攻撃の時系列を以下のように説明している。
情報漏えいの可能性があるものとして以下の項目が挙げられている。
タカミヤは今回のサイバー攻撃に関して引き続き調査するとともに、漏えいした情報の特定に関しても継続して取り組むとしている。また、再発防止策の策定に向けた取り組みを進めるとしている。
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