Microsoft DefenderがMicrosoft 365インストーラーに追加

MicrosoftはMicrosoft 365インストーラーにアプリ版「Microsoft Defender」を同梱すると発表した。「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Family」のサブスクリプションユーザーが対象になる。

» 2023年03月02日 10時00分 公開
[後藤大地有限会社オングス]

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 Microsoftは2023年2月の下旬から「Microsoft 365」(M365)インストーラにアプリ版の「Microsoft Defender」(旧Windows Defender)も含まれるようになると伝えた。

 「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Family」のサブスクリプションユーザーが対象とされている。

2023年2月の下旬からM365のインストーラーにアプリ版Microsoft Defenderも含まれる(出典:MicrosoftのWebサイト)

アプリ版Microsoft Defenderの自動インストール 注意点は?

 Microsoft Defenderは「Windows」向けのセキュリティ対策ソフトだ。今後、該当のサブスクリプションのユーザーはM365アプリケーションをインストールすると、自動的にアプリ版のMicrosoft Defenderもインストールされる。

 既に上記サブスクリプションを購入しておりM365アプリケーションをインストール済みの場合、次のアップデートのタイミングでMicrosoft Defenderがインストールされる。

 なおアプリ版のMicrosoft Defenderは自動でインストールされるが、サインインは実行されない。そのためこれを利用する場合はMicrosoft Defenderを起動し、M365で使用しているMicrosoftアカウントで明示的にサインインする必要がある。

 Microsoftは「Windows 10」や「Windows 11」に対して「Windows Security」と呼ばれるセキュリティ機能を同梱しており、同機能の中に「Microsoft Defender Antivirus」と呼ばれるアンチウイルス機能が用意されている。今回のアプリ版Microsoft DefenderとMicrosoft Defender Antivirusは異なる扱いになっているため注意してほしい。

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