LastPassは2022年8〜10月に発生した同社を標的としたサイバー攻撃に関する詳細な調査結果を公開した。サイバー攻撃者がどのようにして共有クラウドストレージにアクセスしたのかが詳細に解説されている。
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パスワード一元管理ツール「LastPass」を提供するLastPassは、2022年8〜10月にかけて実行された同社を標的にしたサイバー攻撃に関する最新の調査結果を報告した。
調査から、サイバー攻撃は同一の脅威アクターによって実行されていたことやLastPassのDevOpsエンジニアの自宅PCをマルウェアに感染させてマスターパスワードを窃取していたことなどが明らかになった。
LastPassによる主な報告内容は以下の通りだ。
LastPassは調査結果に基づいて各種対策を実施している。また、さらに安全性を確保するためにユーザー自身が作業を行う必要があるとし、作業手順に関しては「What actions should you take to protect yourself or your business」のセクションに掲載されていると説明している。
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