富士通からFENICSインターネットサービス不正通信問題の調査結果において約束していたセキュリティ強化策と再発防止策が発表された。同社はこうした取り組みを通じて再発防止に努めるとしている。
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富士通は2023年3月31日、「FENICSインターネットサービス」に関するネットワーク機器において不正な通信が実行されていた問題の調査結果を受け、セキュリティ強化策と再発防止策を発表した。同問題は2022年12月に起きた。
富士通はまず、今回のサイバーセキュリティインシデントの発生に至った原因として以下の3つの項目を説明した。
富士通は2023年3月末までに以下のセキュリティ強化策を追加で実施したと報告している。
さらに再発防止に向けて今後は以下の防止策に取り組むと説明している。
同社は引き続き、セキュリティインシデント再発防止策の履行状況について報告するとしている。
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