CISAはJuniper Junos OSの5つの脆弱性を新たに脆弱性カタログに追加した。これらはリモートからのコード実行が可能で、CVSSスコア値9.8で「緊急」に分析される。
米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(以下、CISA)は2023年11月13日(現地時間、以下同)、「Juniper Junos OS」(以下、Junos OS)に関する5つの脆弱(ぜいじゃく)性を脆弱性カタログに追加した。
Juniper Networksは2023年8月17日にこれらの情報を公開しており、11月8日までにアップデートを提供している。
評価された脆弱性はCVSSスコアで9.8の「緊急」とされ、リモートから未認証でコードの実行が可能だ。影響を受けるJunos OSのバージョンは複数あり、アップデートが保留されているバージョンもある。
取り上げられた脆弱性は以下の通りだ。
影響を受けるとされるSRXシリーズおよびEXシリーズのJuniper Networks Junos OSは以下の通りだ。
既に修正版が公開されたバージョンもあれば、公開が保留されているものもある。該当する製品を使用している場合はJuniper Networksの公開した情報を確認し、推奨されている内容に従って対応することが望まれる。
一時的な回避策としては、J-Webを無効化するか信頼できるホストからのみアクセスできるようにアクセス制限を行うことなどが説明されている。
Rubrikが生成AIコンパニオン「Rubrik Ruby」を発表 セキュリティ専門家の機能を代替
ランサムウェアを阻止できた企業は約4分の1 小売業界の劣勢が続く
OpenAI、ChatGPTのメジャーアップデート発表も直後に3度の障害 DDoS攻撃関与か?
Microsoft、Security Copilotの成果を報告 基本タスクに掛かる時間を大幅削減Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.