Trellixは、セキュリティインシデントに関するグローバルの調査結果を公表した。日本や米国をはじめとした13カ国における500人以上のCISOを対象に実施している。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
Trellixは2023年11月28日(現地時間)、全世界のCISO(最高情報セキュリティ責任者)を対象にしたグローバルの調査結果を公表した。セキュリティインシデント発生後に取締役会のサポートが増加している点やCISOの対策に向けた認識の高まりなどを明らかにしている。
同調査は日本をはじめ米国やメキシコ、ブラジル、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、インド、シンガポール、アラブ首長国連邦、南アフリカ、韓国における従業員数1000人以上の企業に勤める500人以上のCISOを対象に実施した。
調査対象の業界はエネルギーや公益事業、ヘルスケア、公共部門、製造・生産、金融サービスが含まれ、全ての回答者が過去5年間に少なくとも1件のサイバーセキュリティインシデントを経験している。
この調査結果は主に以下の内容を伝えている。
TrellixのCEOであるブライアン・パルマ氏は「調査によると、多くの取締役会がサイバーセキュリティに対して協力的になるのは、サイバー攻撃を受けた後であることが分かる。これは明らかに逆であるべきだ」と語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.