アシストが、データ活用基盤の構築を支援する専門部隊「データイノベーションセンター」を組織した。顧客企業のデータ活用基盤について、現状の整理から実運用までをサポートする。
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アシストは2024年1月9日、データ活用のための基盤構築を支援する専門部隊「データイノベーションセンター」を組織したと発表した。顧客企業のデータ活用基盤について、現状の整理から実運用までをサポートする。
データイノベーションセンター新設の背景には、デジタルトランスフォーメーションやデータドリブン経営の分野で注目を集めている「MDS(Modern Data Stack)」という考え方があるという。
MDSはフルマネージドサービスを前提とするデータ活用基盤を構築する方法のこと。クラウド型DWH(データウェアハウス)を中心に、関連するツールなどを組み合わせて構築される。
SaaS群で構成するため、スケーラビリティやユーザー側の導入、運用負担の軽減が期待できる。
アシストは2023年5月からクラウド型データプラットフォーム「Snowflake」をMDS製品として代理販売している。ツールを提供する中で、データ活用基盤としてSaaSやマネージドサービスを使いたいと考える企業からの相談が増えてきたため、専門組織の設置に至った。
データイノベーションセンターでは、データ活用基盤の構築や移行を考えている企業に対して、現状の整理から最適化プランの策定、環境構築、運用サポートまでを提供する。
第1弾のサービスとして「データ活用基盤ToBeデザインサービス」も順次提供する。顧客企業の現状に合わせたワークショップの実施やデータ活用PoC(概念実証)支援サービスの提供を目指すとしている。価格は200万円(税込)から。
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