デルはサイバー復旧に関する実態調査を発表した。サイバー攻撃によるダウンタイム発生時の復旧時間について、多くの企業が2日以上かかっていることが判明した。
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デル・テクノロジーズ(以下、デル)は2024年1月31日、国内企業のサイバー復旧実態調査を発表した。調査結果から多くの企業がサイバーインシデントによるシステム障害から迅速に復旧できていない実態が明らかになった。
サイバー復旧に関する同調査は全国の従業員数1000人以上の組織の従業員や経営者、役員で、部長職以上の担当者または係長以上の情報システム担当者500人を対象に実施したものだ。
調査結果の主な注目点は以下の通りだ。
デルは調査結果を示しつつ、「サイバー攻撃によって基幹業務が1日停止することでどれだけの損失が発生するのかを、サイバー被害のリスクを経営者や意思決定者が正確に理解する必要がある。その上で、被害の縮小と復旧の双方で対策を講じることが求められる」と指摘する。
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