IT総合情報ポータル「ITmedia」 |
ITとビジネスのニュース専門サイト「ITmedia News」 |
企業のためのIT情報サイト「ITmedia エンタープライズ」 |
IT製品導入支援サイト「TechTargetジャパン」 |
経営者とCIOのコミュニティー「ITmedia エグゼクティブ」 |
PCとMacの専門サイト「ITmedia +D PC USER」 |
携帯、スマートフォンの専門サイト「ITmedia +D Mobile」 |
電子書籍の専門サイト「ITmedia eBook USER」 |
デジカメの専門サイト「ITmedia デジカメプラス」 |
AV機器の専門サイト「ITmedia +D LifeStyle」 |
旬なモノネタ「ITmedia ガジェット」 |
ニコ生、Ustreamの動画番組表「ライブガイド」 |
ビジネスブログ・メディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」 |
ちょっと気になるネットの話題「ねとらぼ」
レンタルサーバのイメージを変えたサポート重視の専用ホスティング「まるごとserver」 GMOインターネットが提供するホスティングサービス「レンサバ本舗.com」。このサービスブランドには初めてでもできる安心と手軽さの「共用レンタルサーバ」(ブロードサーバー)、専用サーバの拡張性を低価格で実現した「準専用レンタルサーバ」(まるごとserver/VPS:関連記事)、そして1台のサーバを独占する「専用レンタルサーバ」(まるごとserver)が用意されている。
|
CPU | HDD | メモリ | 初期設定料 | 月額利用料 |
---|---|---|---|---|
Pentium4/2.8GHz | 80Gバイト | 512Mバイト | 8万4000円 | 2万4675円 |
Pentium4/2.8GHz | 80Gバイト×2(RAID) | 512Mバイト | 8万4000円 | 3万4650円 |
Xeon/3.2GHz(IBM eServer) | 73Gバイト×2(RAID SCSI) | 1Gバイト | 10万5000円 | 6万4575円 |
OS | 製品名 | 初期設定料 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
Linux | Red Hat Enterprise Linux | 2万1000円 | 8925円 |
Linux | Red Hat Linux 9 | 無料 | 無料 |
Windows | Windows 2000 Server | 2万1000円 | 8925円 |
Windows | Windows Server 2003 | 2万1000円 | 8925円 |
Windows | Windows 2000 Server+Microsoft SQL Server | 5万2500円 | 3万6750円 |
また、マイセレクトでは専用サーバ運用のポイントとなるサーバ管理ツール(コントロールパネル)も3種類が用意されている。Windows XPライクのサーバ管理ツール「Plesk」(30ドメイン)の日本語版(初期費用2万1000円、月額1890円)や、商用で高機能さが定評な「HDE Controller(100ドメイン)」(初期費用3万1500円、月額8925円)、オープンソースのGUIツール「Webmin」(初期費用2万1000円のみ)も選択肢として用意されている。
このほかにも以下の有料オプションサービスを付加することもできる(表3)。これらから必要なものを選択すれば、日ごろの運用が楽になるはずだ。
サービス名 | 初期費用 | 月額 |
---|---|---|
専用型ファイアーウォール | 6万3000円 | 2万6250円 |
VPN(25ユーザー) | 3万1500円 | 1万5750円 |
セキュリティーアップデート | 1万500円 | 5250円 |
ポートチェッカー(2ポート) | 0円 | 5250円 |
追加ポートチェック(1ポート毎) | 0円 | 3150円 |
バックアップ(1Gバイトごと) | 1万5000円 | 3150円 |
アクセス解析 | 2万1000円 | 1万5750円 |
独自SSL発行(年更新) | 3万1500円 | 0円 |
ウイルスチェック(1ドメインごと) | 2万1000円 | 1050円 |
追加ドメイン | 3150円 | 0円 |
メモリ増設(512Mバイト) | 6万3000円 | 0円 |
また、後述するスマートパッケージのようなプランを選ばず、BTO型の「マイセレクト」を利用する理由として、桂田氏は、ユーザーの利用形態に合わせてサーバを構築することが可能なことを指摘。パッケージプランでは、用途によって不要なものが加わったり、必要なものが含まれない場合があるため、BTO型はコスト削減に役立つのだ。
加えて、マイセレクトにはユーザーからの要望が高いオプションをあらかじめセレクトしたパッケージプランも用意されている。セキュリティを強化した「セキュリティパッケージ」(初期設定14万700円、月額7万9800円)と、「サイボウズ Office 6 ライセンス版」を装備した「グループウェアパッケージ」(初期設定8万4000円、月額2万6565円)だ。
ただし、「マイセレクト」ではサーバの管理権限がユーザーに委ねられるため、レンサバ本舗.comによる密なサポートは期待できない。サーバ上のソフトウェア設定も兼ねてサポートを重視したいのであれば、間違いなく「スマートパッケージ」がお勧めだ。
前述のように、敷居が高い専用サーバを容易に導入できることをポイントとしたのが「スマートパッケージ」だ。
ディスク容量が異なる2タイプがあり、80Gバイトの「eS」は月額4万7250円、一方、RAIDでデータの二重化を行う80Gバイト×2(RAID)の「eS RAID」は月額5万7750円となっている。初期設定はいずれも5万2500円。サーバにはIBM eServer「xSeries 306」を採用し、OSはRed Hat Linux 7.3、CPUにはPentium4/3.0GHz、メモリ搭載量は512Mバイトだ。プロセッサも比較的高クロックであり、平均的なリソース量を十分に満たしている。
「スマートパッケージ」で特筆な特徴は、セキュリティアップデートがフルサポートであることだ。このサポートによって、セキュリティホールに対するパッチを逐次レンサバ本舗.com側で充ててくれるため、ユーザーが特に意識しなくても安定稼動が保証される。最も脅威となってしまう「セキュリティホールが発見されても、穴が空いたままにしないことが重要」と桂田氏は強調する。
また、管理権限はユーザーではなくレンサバ本舗.com側にあるため、サーバトラブルなど障害が発生した場合には密なサポート体制を受けることができる。この点も大きな魅力となっている。比較的サーバの安定性を重視する場合には、「スマートパッケージ」プランを利用するとよいだろう。
そして欠かせないのがサポートの充実さだと桂田氏はコメントする。ヒヤリングを重視して、人と人とのコミュニケーションの中で信頼性を築き、フォローアップしていく。いわばこのサポート重視というポイントこそが、「まるごとserver」の根底にあるのだ。
サポートの充実さは、プランの提供後でも活用提案を行うことからも伺える。メールなどを利用して、インターネットを活用したビジネスにおけるセミナー案内などを配信し、アフターフォローも積極的に行っているという。
レンサバ本舗.comにおける専用サーバサービスについて、桂田氏に聞いた。
桂田 「まるごとserver」は、競合他社と比べてもサポートを徹底して注力しています。サポートを重視されるユーザーに対しては非常に魅力があるサービスになっていると考えます。
ITmedia 専用サーバの属性から、サポート傾向を教えてください。
桂田 傾向としては導入相談に対して、今まで利用してきた環境をどのように移行すべきか、という質問は多いですね。
まるごとserverは、ユーザーにとって難しい説明を極力省いています。技術用語であっても、平たく理解しやすい説明を心がけています。サーバについて比較的詳しくない、幾つかの業務を兼務されてIT担当になったという人は多いものです。そのような方々にも分かりやすい言葉で説明し、導入していただこうと考えています。
ITmedia 専用サーバというイメージで躊躇している人にも勧められるわけですね。
桂田 そうですね。専用サーバには突き詰めれば難しい点がありますが、そのような難しさはプランによって払拭することが可能です。用途とスキルに合わせた選択こそがいちばんだと思います。
ITmedia 「まるごとserver」でのプランシェアの割合は?
桂田 「スマートパッケージ」を選択するケースが多いです。大規模なデータベースとWebサーバを構築したいという場合でも当てはまります。ユーザーニーズに適したものを平均的にプランとして取り込んでいるため、シェア動向結果からもマッチしていると言えるでしょう。
ITmedia ホスティングの動向として、乗り換えと新規、今後はどちらが増えると思われますか。
桂田 新規で専用サーバを利用するケースがいっそう増えると考えています。専用サーバのホスティングサービスは、価格が下がっていることも理由の1つです。そして管理の容易さも重要なものです。
提供:GMOインターネット株式会社
企画:アイティメディア 営業局/制作:ITmediaエンタープライズ 編集部/掲載内容有効期限:2006年5月15日