データベースの「生きる道」を探る:新時代突入の予感 使えないハコモノに終わらせるな!

 企業にとって、情報が戦略的資産であることはいうまでもない。活用するのは当たり前。だから、情報=データがきちんと管理されている必要がある。そこで注目されるのが、データベースの活用だ。そのデータベースが今、転機を迎えているという。データベースの世界で一体、何が起きているのだろうか。 今後ビジネスで――とりわけマーケティングにおいて――データベースを有効利用するためにはどうしたらいいのだろうか。

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どんぶり勘定の効果測定をやめろ!

顧客データベースを有効活用するための5つのポイント。富士通総研のマネジメントコンサルタント、高橋秀綱氏は、最後の5つ目として投資対効果(ROI)を把握することだという。 (2006/11/27)


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社員教育とグループ共有を進めろ!

顧客データベースを活用してマーケティングを成功に導くのに欠かせないという5大ポイント。その3つ目と4つ目について概説したい。 (2006/11/24)


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ユーザー部門のニーズ把握を忘れるな!

富士通総研のマネジメントコンサルタント、高橋秀綱氏が指摘する、顧客データベースを活用してマーケティングを成功させるための重要5ポイントのうち、2つ目とは……。 (2006/11/22)


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緻密なアクションプランを立てろ!

マーケティングの世界でその活用に期待が寄せられるデータベース。富士通総研のマネジメントコンサルタント、高橋秀綱氏によると、それを成功裏に進めるためのポイントは5つある。 (2006/11/21)


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マーケティング戦略立案で生かせ!

「第3世代」とも呼ばれるハイブリッド型XMLデータベース(XMLDB)が今後、普及していくとしても、あるいはリレーショナルデータベース(RDB)が依然として主流となり続けるとしても、データベース自体を使いこなせなければ「宝も持ち腐れ」となるのは自明の理だ。データベースをマーケティング活動で有効利用するコツはあるのだろうか。 (2006/11/20)


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「第3世代」はホンモノか

データベースの「第3世代」として生まれたハイブリッド型XMLデータベース(XMLDB)。果たして今後、リレーショナルデータベース(RDB)に取って代わる存在として定着するのだろうか――。 (2006/11/10)


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待望の「ハイブリッド型」 ついに“見参”

XMLデータベース(XMLDB)の登場は、大きな期待とは裏腹にかなりトーンダウンした結果に終わり、リレーショナルデータベース(RDB)は依然として主流であり続ける。だが、数年経った今、XMLDBは新たに武装して現れた――。 (2006/11/9)


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主流になれない新技術のジレンマ

ビジネスプロセスを支える情報基盤として進化したリレーショナルデータベース(RDB)。すでに20年以上もデータベースのあるべき姿として活躍している。その座を脅かす「存在」はなかったのだろうか……。 (2006/11/8)


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活躍中のデータベースの系譜

データベースの役割が注目される中で、現在活躍中のデータベースがどういうものなのかを認識しておくことは、情報活用の有効性を考えていく上でカギとなる。そこで、その生い立ちを改めて概観し、特性を確認してみた――。 (2006/11/7)


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転機到来か! 企業のデータベース環境

企業の戦略的資産としての情報を活用するために、データベースの役割が注目されている。だが、満足のいく情報活用ができている企業は多くないとか。その理由はいかに――。 (2006/11/6)



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進化する!データベーステクノロジー:

身の丈に合ったデータベース選び

データベース業界には、著名な製品のほかにもさまざまなRDBMSが存在する。これらは特定の用途に特化し、そのために必要な機能を備えたものや、アプリケーション組み込みに特化したものなど、それぞれに特徴がある。また、最近企業内システムへの導入例なども見られるようになったオープンソースのRDBMSについて、その動向を確認し、これから、これらのデータベースがどうなっていくのかを見てみよう。 (2006/06/19)


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進化する!データベーステクノロジー:

データベースを自動メンテする!――オートノミック管理とは?

 リレーショナルデータベースの元祖となったSystem Rから発展したIBMの「DB2」。商用データベースの2番目のリリース(Database 2)という意味で名付けられたDB2だが、現在のIBMソフトウェアにおいて重要なブランドであり、データベースだけでなく、コンテンツ管理やビジネスインテリジェンスなど、情報管理を担うミドルウェアの総称となっている。「IBM DB2 Universal Database V8.2」(DB2 UDB V8.2)は、DB2ブランドにおけるデータベースソフトウェアの最新版として、2004年8月に発売され、オートノミックコンピューティングに対応したデータベースとしての管理機能が大幅に強化されている。 (2006/06/16)


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進化する!データベーステクノロジー:

可用性の追及 ――メインフレーム由来のデータベース

富士通の「Symfoware」は、決して止まらない高信頼システムによる安定稼働、運用コストを最小限にする省力運用、高信頼機能の適応範囲を拡大する安心の品質をコンセプトとするリレーショナルデータベース。富士通が培ってきたメインフレームのデータベース技術を基に開発され、ミッションクリティカルなコンピュータシステムを支えるデータベースとして提供されている。2005年1月に登場した最新版「Symfoware Server V7」では、クラスタ技術を採用した安定稼働、使いやすく自動化された運用管理、アプリケーションとの連携機能を中心にバージョンアップが図られている。 (2006/06/12)


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進化する!データベーステクノロジー:

蓄積されたデータの有効活用に必要な機能とは?

 2006年2月、マイクロソフトの最新データベース「Microsoft SQL Server 2005」の出荷が開始された。約5年ぶりのバージョンアップとなる新製品では、安定性に定評のあった「SQL Server 2000」の機能をベースに、ダウンタイムを最小にするデータ管理機能など、可用性が大きく改善。また、管理ツールが統合され、ビジネスインテリジェンスのための機能が追加されるなど、洗練された要素機能が集約されている。 (2006/06/05)


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日本市場で求められるデータベース機能を挙げてみる

24時間365日の連続稼働、最新技術への対応、高い信頼性と運用性、サポート力、低コストという5つの特徴を掲げる日立製作所の「HiRDB」。メインフレームで培われた信頼性と拡張性は、国内で高い評価を得ている。2005年3月に発売された最新版「HiRDB Version 7.2」では、コンプライアンス対応のコンテンツ管理を見据えたセキュリティ機能、ディスクアレイシステムと連携したディザスタリカバリ機能、ポリシーに従った自律運用など、3つのポイントを中心にバージョンアップが図られている。 (2006/05/26)


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Oracle DB 10g R2のセキュリティは本当に向上したのか?

 オラクルは、企業システムのミドルウェアプラットフォーム「Oracle Fusion Middleware」、ミドルウェア上で稼働する業務アプリケーション群「Oracle Applications」、そして運用管理基盤「Oracle Enterprise Manager」を統合したトータルな企業システム環境を提供しているが、Oracle Databaseは、それらのあらゆるアプリケーション、ミドルウェアのデータ基盤としての役割を果たしている。最新版の「Oracle Database 10g Release 2」では、可用性やパフォーマンス向上のためのグリッド機能、さらにはセキュリティや運用管理など、さまざまな機能強化が図られている。 (2006/05/23)


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RDBMSの進化の歴史をおさらいしよう

データベースは、現在の企業システムの基盤としてなくてはならないソフトウェアである。現在の主流であるリレーショナルデータベースが登場してから約30年経つが、その長い歴史はデータベースがいかにITにとって適合しているのかを物語っている。「枯れた技術」でありながら、今なお進化を続けるデータベースに求められる最新機能を、これまでのデータベースの進化を振り返りながら考えてみよう。 (2006/05/18)


Oracle、コンテンツ/記録データベースの提供を発表

Oracleは「Oracle Content Database」および「Oracle Records Database」をOracle Database 10g Enterprise Editionに追加される新しいオプションとし、コンテンツ管理戦略の一部になることを明らかにした。 (2006/09/21)


データベース市場、オープンソース台頭で根本的な変革も

IDCの速報値によれば、2005年のリレーショナルデータベース管理システム市場は前年比9.4%増の146億ドル。IDC、Gartnerともオープンソースの影響力拡大を指摘している。 (2006/05/26)


2005年のデータベース市場は8%増加

2005年の世界リレーショナルデータベース管理システム市場はソフト販売額が8.3%増加。Microsoftの販売額が業界平均を上回る伸びを示した。 (2006/05/25)


Oracle、データベース開発ツールを無償提供

Oracleは、SQLおよびPL/SQLコードをサードパーティー製の有償ツールなしで開発できる「Oracle SQL Developer」を発表した。 (2006/03/14)


XMLデータベース市場に追い風、その活用法は?

XMLの浸透に伴い、XMLデータベース市場が急拡大している。XMLデータベースが生きる領域はどこなのか、さらに広く使われるための課題は何なのか。 (2006/03/09)


OracleデータベースとExcelの連携ツール「KeySQL」に新バージョン

日本オラクルは3月末より、OracleデータベースとMicrosoft Excelを連携させるデータベースツールの新版「KeySQL Release 6.0」を提供する。 (2006/03/01)


日本IBM、ライセンス無償のデータベース「DB2 Express-C」を提供

日本IBMは、データベース管理ミドルウェア「DB2 Universal Database Express-C」を提供すると発表した。 (2006/02/01)


データベースにもILMを適用 コンプライアンス対応を容易に――日本HP

日本HPは、DB専用のアーカイブソフトウェア「HP StorageWorks RIM for DB」を発表した。DB向けのILMソフトウェアで、アクセス頻度の低いDBのデータを自動で識別し、ポリシーに応じ低価格なストレージなどへ自動的に再配置する。 (2006/01/24)


XMLデータベースで企業の8割を占める非構造化データを管理する

XMLに関連するソフトウェアやシステム構築市場も拡大している。期待のかかるXML市場を牽引するのはどんなソフトウェアテクノロジーなのか。 (2005/08/06)


データベース市場シェアはIBMとOracleがほぼ互角に

GartnerのRDBMS市場統計によれば、OracleがLinux製品に支えられてシェアを拡大、首位のIBMと実質的に互角となった。 (2005/05/25)



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