わが社のビジネス継続性を確立する!――災害、障害に強いITシステムとは?

IT基盤の「信頼感」「安心感」を高めるには、とりわけBCP(Business ContinuityPlan)が重要だ。しかし日本は災害大国であるにも関わらず、BCPについての認識が薄いと言わざるを得ない。BCPの有無が企業活動にどのような影響を与えるのかを検討してみよう。

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NHK、地デジで災害情報を配信

NHKは地デジのデータ放送による防災情報の配信を開始する (2007/6/8)


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不祥事への対応――個人に腹を切らせてはならない

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はしか流行や拳銃立てこもり――事業継続リスクは意外なところに

日本社会に潜むリスクは、自然災害に限ったことではない。伝染病のリスクは大都市を中心に存在するし、これまで日本では縁遠い存在だと思われていた銃器による犯罪も頻発しつつある。 (2007/5/25)


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買えないtotoにつながらないフレッツ?

ここ数日、処理能力を上回る負荷が原因とみられる大規模なサービス停止事案が続いた。いずれも幸いにしてサービス停止の長期化は避けられたようだが、信頼回復のためには、詳細な原因究明と抜本的な対策を行っていくことが欠かせない。 (2007/5/18)


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ビジネス継続に必要な「ヒト・モノ・カネ」って?

事業継続に取り組む以上、システム面での整備を進めると同時に、関連する多くの要素についても気を配る必要がある。 (2007/5/9)


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バックアップをブラックホール化させないために

バックアップシステムの運用が適切に行われていなければ、イザというときに利用できないケースも考えられる。これではまるで「データのブラックホール」であり、BCPに取り組んだ意味がない。プライマリのシステム/データはビジネスの変化に合わせて変化し続けており、バックアップ側の構成も、それに追随させていかねばならないのだ――。 (2007/5/2)


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バックアップは「かけがえのないデータ」だけでよい?

インシデント時の被害を軽減するにはバックアップが不可欠だ。特に、代替が利かない重要なデータやシステムについては、物理的な分散が必要となる。データのバックアップだけを考えても、単なるバックアップテープの保管から通信回線を経由した遠隔バックアップまで、システムの場合なら筐体内のコンポーネント単位での障害対策からサイトの多重化まで、それぞれ多様な手段が存在する――。 (2007/4/17)


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広域災害も「想定の範囲内」に収めるには

企業が具体的な被害を想定する際には、経営に与える影響を指標とするのが合理的だ。BCPにおいては、この影響度の評価を通じて、復旧を優先すべき事業の選定、許容できる業務停止期間の算定などを行う必要がある――。 (2007/3/29)


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「予想外」は言い訳にならない?――悲観論に立つリスク分析

BCPに限らず、リスク軽減を目的に含んだあらゆるマネジメントプロセスにおいてはリスクの発生確率と影響範囲をしっかり見極めておくことが重要だ。昨今のシステム障害の事例には、「予想外の負荷」が直接の原因となったケースも少なくない。しかし、予想外であろうと、トラブルの結果は信用失墜となって企業に降りかかる。 (2007/3/22)


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ANA機胴体着陸事故とハインリッヒの法則に学ぶ

BCPの立案、策定、運用においては、常に2つの状態を認識しておく必要がある。インシデント時は当然ながら復旧までの時間を最小限に抑えることが重要だが、一方で平常時にも、インシデント発生のリスクを最小限に抑える運用が求められ、かつインシデントの発生が防げなかった場合に備えて事前の準備が欠かせない。たとえて言うなら、平常時は堤防などの設備を整えて洪水の発生を抑えるよう努めると同時に、洪水が発生したインシデント時に備えてハザードマップや避難計画を整備しておくようなものだ。 (2007/3/19)


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転ばぬ先の杖――内部統制とともに重要なBCP

今や多様なサービスが社会インフラを支えている時代となった。システムのトラブルが及ぼす影響範囲は非常に大きなものとなり、社会的に大きな問題を引き起こすケースも少なくない。金融機関や交通機関、通信事業者などは言うに及ばず、物流業界などでもシステムを含めた「信頼感」「安心感」が強く社会から求められている。 (2007/3/16)



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企業価値の向上へ、そして国際競争力強化へつなげよう

最後に、ディザスタリカバリプロジェクトを進める上で失敗しないポイントと、企業価値の向上にもたらす効用について説明していく。 (2006/12/01)


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カルビー、沖縄バックアップサイトを稼働 短納期、通常の3分の1のコストで実現

カルビーは、沖縄・浦添市に災害対策を考慮したバックアップセンターを構築した。沖縄を活用することで、新規構築に比べ3分の1のコストに抑えることに成功。普及型災害対策として、製造業などにも広く普及するモデルになりそうだ。 (2006/11/29)


続・ディザスタリカバリで強い企業を作る:

ディザスタリカバリ、対応時の現実とは?

過去の記事を通じて、災害や事故に備えたディザスタリカバリシステムの設計、構築上の留意点についてまとめてきた。この記事では、実際に災害に起こった場合の対応時のポイントを紹介していく。 (2006/11/24)


ビジネス継続マネジメントの標準規格「BS25999」と最新BCM動向

「Business Continuity Management 2006」において、BCMの標準規格「BS25999」およびBCMの最新動向に関する講演が行われた。 (2006/11/24)


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現場の視点で見る災害対策(1):現状分析から対象設定まで

筆者自身が幾つかの災害対策システムを設計/実装した経験を踏まえ、自社にとって本当に役立つディザスタリカバリの実装、運用のポイントを紹介する。 (2006/09/08)


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ディザスタリカバリで強い企業を作る:

「障害復旧」から企業のリスク管理としての「事業継続」へ

企業・組織にとって基幹となる事業が停止してしまう事態を避けるには、単なるバックアップにとどまらない、組織全体のBCPが重要になる。 (2006/09/05)


ニューヨーク市のノウハウを生かしたセキュリティコンサルティング

元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏が設立したセキュリティコンサルティング企業の日本法人が本格的な活動を開始した。 (2006/08/02)


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危機に直面した際の「企業経営のあり方」そのものであるBCPの策定は、社会全体から求められているものである。今回はBCPの策定にあたって考慮すべきポイントを解説する。 (2005/10/13)


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