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<vol.17の内容>
携帯電話/PHSユーザー利用実態調査(4)
携帯電話・PHSの利用実態、利用ニーズを1万人にアンケート(対象は社会情報サービス社のインターネット専用モニター)。第4回目の今回は、情報サービス利用時に困ることについて調査した
「アナザーヘブン 有料コンテンツという知られざる聖地(1)」
将来性がないと考えられている有料コンテンツビジネスだが、果たして実際のところはどうなのだろうか。第1回目では市場規模や市場構造の観点から考察してみた
ネットインサイダー編集部とモバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF:http://www.mcfnet.com/ )では、携帯電話/PHSの利用実態及び今後の利用者ニーズを明らかにすべく、1万人にアンケート調査を実施した。その結果を本誌面で6回に分けて報告する。詳細なレポートは資料として発売されている。
| 順位 | 困ること | % |
|---|---|---|
| 1 | 入力が面倒 | 72.0 |
| 2 | 通信料金が高い | 63.1 |
| 3 | 画面が小さい | 54.8 |
| 4 | 情報が見つけにくい | 34.0 |
| 5 | 送信メールの文字数が少ない | 32.0 |
| 6 | 画面表示に時間がかかる | 27.6 |
| 7 | つながりにくい | 15.6 |
| 8 | 情報がつまらない | 12.0 |
インターネット・ビジネスといえば、「無料で大量の利用者を集め、広告収入を期待する」ビジネス・モデルが多い。いわゆる広告モデルといわれるものである。しかし、そのもう一方では、有料コンテンツのビジネスも存在しているのである。
無料のコンテンツがあふれるインターネットにあって、有料コンテンツビジネスは将来性がないと考えられているせいか、ほとんど取り上げられることはなかった。この特集では編集部独自の推計をもとに有料コンテンツ市場規模、市場構造などを整理する。今回は、そのプロローグとして、概要を紹介する。
有料コンテンツ市場に関する市場規模のデータはほとんどないが、有料コンテンツ・サービスの、延べ利用者数は424万人である。そして、有料コンテンツの平均単価を2400円(月額200円)と想定すると、約101億円となる。
だが、インターネット市場は成長しているために、その増加率である150%を引いて計算すると、市場規模は84億円と推定されるのである。この市場規模は、サーチエンジン市場の60億円よりも大きく、またインターネット広告の市場規模などと比べても遜色はない。
有料コンテンツ市場があまり注目されないのは、無料コンテンツでも十分な情報が得られるだろうと考えられているのがまず1つ。わざわざ有料コンテンツを購読するのはどうか、仮に購読したとしても有料に値する情報が実際にあるのだろうか、逆に配信する側としては、有料にすることによって収益が出ないのではないか、などという意見がある。
だが、実際に延べ424万人が有料コンテンツを取っており、その顧客の半数近くが複数の有料コンテンツを取っているのである。そして、有料に値するコンテンツとなるには、多様化する顧客の趣味に応じ、特化した内容を提示することで十分に対応できる。現に、有料コンテンツを提供することで経営している企業も存在している。
ご存じのように、インターネット市場は急成長をしている。そしてこれからも、パソコンだけではなく、携帯電話や、ケーブルテレビなどによるインターネット端末が増えることで、当然有料コンテンツ市場も広がっていく。この時点での市場規模を先ほどの比率で算出すると、2700億円と想定されるのである。
有料コンテンツは、単に有料でコンテンツを販売するだけのビジネスではない。読者にはロイヤリティーの高さが認められるし、同時にそれは、無料コンテンツの読者層にはない市場であることを意味する。彼らを対象としたマーケティングを行うことは、単に数だけが多い、無料コンテンツ読者層に広告をするより、効果があることは明白であろう。
また、コンテンツは、媒体が増えることにより、ますます2次・3次利用が可能になる。このほかにも、有料会員制ビジネスなどのさまざまな、付帯的広がりも期待できる。広告のみの収益に頼らない有料コンテンツは、無料コンテンツでは実現しにくいことも可能にしていく。
(第2回へ続く)
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