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» 2003年02月28日 00時00分 公開

情報システム用語事典:多言語対応 / 多通貨対応(たげんごたいおう / たつうかたいおう)

multi-language support / multi-currency support

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 ERPパッケージ導入の目的の1つに、多言語・多通貨対応がある。大企業・中堅企業向けERPパッケージの多くは、グローバルな事業活動を行う企業グループのビジネス・経営管理をサポートできるように、オプションなどで多言語・多通貨処理のためのモジュールを用意している。

 多言語対応は、例えば日本語とスペイン語の入力画面を切り替えて使用することができ、勘定科目、補助科目、部門などに関する出力帳票も日本語、スペイン語の選択が自由にできるなどの機能。代表的な登録言語には、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、スペイン語などがある。

 多通貨対応機能は、外貨建て取引が生じたときは外貨と取得時レートおよびその円貨を同時に仕訳入力、外貨と円貨をシステムが保持し、外貨と円貨を併記した総勘定元帳、通貨別元帳を画面・印字出力を行うなどが可能である。パッケージによっては、対応する登録通貨種類は50を超え、それぞれの通貨について基準レート、評価換えレートを管理できるものもある。

 多言語・多通貨対応機能は、各国の会計基準に従った財務諸表の作成や国際会計基準(IAS)によるディスクロージャなどを可能にするとともに、海外の販売拠点や生産拠点での会計、販売、購買、生産などの業務処理の効率を飛躍的に高め、言語や通貨の壁を超えた業務や情報の共有化を可能にする。

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