512GBのSSD来春出荷へ、東芝2.5インチのほか1.8インチで256GBも

» 2008年12月19日 00時00分 公開
[西村賢,@IT]

 東芝と東芝子会社の米Toshiba America Electronic Componentsは12月18日、512GBの容量を持つ製品を含むSSD製品ファミリーのサンプル出荷を2009年第1四半期に開始すると発表した。量産開始は同第2四半期。同社によれば2.5インチで512GBの容量を持つものは業界初。

 新製品は43nmのMLCタイプのNAND型で、ラインアップは64/128/256/512GB。また、1.8インチタイプ、SSDモジュールとしても64/128/256GBの容量で用意する。並列データ転送などで高速化しており、シーケンシャルリードで最大240MB/秒、シーケンシャルライトで最大200MB/秒の転送速度を実現しているという。また、AESによる暗号もサポートする。

 東芝および市場アナリストは、2009年にはSSD市場は拡大を始めめ、2010年にはノートPCの10%、2012年には25%をSSD搭載製品が占めるようになると予想しているいう。

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