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» 2009年03月18日 00時00分 公開

早期導入の容易さ、高セキュリティが選定ポイント:甲府市、定額給付金管理システムにSalesforce利用

[西村賢,@IT]

 NTTコミュニケーションズとセールスフォース・ドットコムは3月18日、山梨県甲府市の定額給付金支給管理システムに「Salesforce over VPN」を提供したと発表した。Salesforce over VPNはクラウド型アプリケーション「Salesforce」をNTTコミュニケーションズのVPNで利用できるサービス。

 甲府市に提供するシステムは2社が地方自治体向けに定額給付金支給事務の管理システムとしてカスタマイズしたもの。生年月日や連絡先といった世帯情報や給付の状況、給付金額、給付に関する問い合わせなどを世帯ごとに管理できるもので、住民基本台帳の情報に基づいて、支給する定額給付金と子育て特別手当を自動的に計算するという。また、振り込みが完了した世帯や振り込み未了の世帯のリストを作成する機能を備えており、支給額の合計金額を自動集計してグラフを表示することも可能。作成したデータはCSVファイルに出力して、印刷システムや振り込みシステムなどほかのシステムでも利用できるという。

 甲府市はハードウェア・ソフトウェアの購入やシステム開発が不要で早期導入が見込めることから、Salesforceを選定。個人情報を扱うために高いセキュリティが求められることからVPNを組み合わせたSalesforce over VPNを利用したという。定額給付金の支給を実施する期間を限定し、柔軟に利用できることも評価のポイントとなったという。

 NTTコミュニケーションズとセールスフォース・ドットコムの2社は、定額給付金支給事務の管理システム用に、全国の地方自治体に向けてSalesforce over VPNの販売を拡大していくという。

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