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情報セキュリティ研修を「eラーニング」で効率的に導入するための早わかりガイド|おすすめ製品・サービス11選

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情報セキュリティ研修を「eラーニング」で効率的に導入するための早わかりガイド

情報漏洩やサイバー攻撃の脅威増加とともに、企業における従業員向け情報セキュリティ研修の重要性がますます高まっています。しかし従来型の集合研修では多忙な業務をこなしながら全社員が同じタイミングで受講することはとても難しく、研修効果を具体的に把握・確認することも容易ではありません。

そこで昨今多くの企業が「成果への確実性を高めるもの」として採用を加速させている手段が、オンライン学習プラットフォームを活用したeラーニング研修です。この記事では、情報セキュリティ研修を効果的に行うための背景と理由から、導入ステップと具体的なおすすめ製品とサービス、成功へのポイントまでを幅広く解説します。

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情報セキュリティ研修が求められる背景とリスク

企業が情報セキュリティ研修を実施する必要性、それはサイバー攻撃の増大や社会的影響がとても大きいことが背景にあります。

情報セキュリティの理解は、従業員個人のスキルとともに、自社の信用を守るための重要な取り組みでもあります。特に近年は、標的型攻撃やランサムウェアなど、手口が高度化しているサイバー攻撃への対策が急務となっています。これらの脅威に対応する基本姿勢として、従業員一人ひとりの意識改革が欠かせません。

企業内で取り扱われる顧客情報や社内資料などの漏洩事故が発生した場合のリスクは甚大です。損害賠償や企業イメージの悪化だけでなく、市場の信用まで失墜したら長期的な経営不振につながりかねません。こうした背景があるからこそ定期的な研修による意識強化が不可欠とされています。

また、個人情報保護法をはじめとする法令とともに、そもそも情報管理のレベルがより厳密に問われるようになっています。適切な研修を実施していなかったがために、不祥事発生時の責任追及や罰則を重く受ける可能性も否定できません。これらのリスクを回避するためにも、情報セキュリティ研修の導入は早急に、適切に進めていくことが求められていると言えます。

 

この1ページで解決eラーニング・学習管理システムの主な機能、メリット/デメリット、選定ポイントを徹底解説

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サイバー攻撃や情報漏洩事件の増加が企業にもたらす影響

サイバー攻撃の増加・多様化によって企業のITインフラは常に新たな脅威にさらされています。狙われ、攻撃を受けて、情報漏洩が生じれば、高額な損害賠償やシステム復旧費用だけではなく、顧客の信頼を取り戻すためのコストも発生するでしょう。

近年では、取引先企業や個人の情報を狙ったピンポイント攻撃が増えています。従業員が巧妙な攻撃メールに引っかかったり、不特定多数が利用する端末にマルウェアが仕込まれたりするケースは決して人ごとではありません。

これらのリスクにまず対処するには、日常的なセキュリティ意識の醸成が必要となるでしょう。システム部門だけでなく全社的に情報セキュリティ研修を実施し、リアルタイムで変化し、巧妙になっていく脅威への対策を共有しつつ継続的に対策していくことが求められます。

罰則や社会的信用失墜リスクへの対策の必要性

情報漏洩事件は企業責任が追及されます。個人情報保護法の違反があれば行政処分や罰金が科されます。企業の社会的信用が失墜すれば、既存顧客との関係悪化・取引停止、新規取引の機会損失といった形でダメージが拡大していきます。このように法令に抵触するリスクと企業イメージの損失はどちらも組織全体を直撃します。

そのため、適切な情報セキュリティ研修を行い、リスクを低減させることは経営の安定に直結します。研修を通じて社員に法令順守の重要性を浸透させ、具体的な対策例を周知しておく意義はとても大きいのです。

従来の集合研修が限界な理由

アナログ手法を用いる集合研修は長らく一般的な手法として用いられてきました。しかし昨今のビジネス環境、就業環境の変化に伴い、複数の問題点が表面化しています。

かつては研修と言えば、講師を招き、社員・従業員全員を会場に集めて対面で行う方法が主流でした。しかし現実的に考えると、一定の日時に全員が出席するのは困難です。その日は営業できないことになりますし、それならば“休日にやる”などもさまざまな理由で現実的ではありません。交通費や会場費、講師確保などの手間やコストもかさみ、経営視点での負担は無視できません。

もう1つ、アナログ手法の集合研修では個別の学習速度や理解度の差が分かりにくいという課題も大きいです。たとえ研修を受けたとしても、各人がどの程度理解できているかを把握するのは困難で、追加フォローのタイミングも見失いがちです。

これらの時間・場所・講師確保の三重課題がある背景から、従来の集合研修だけでは情報セキュリティのように幅広いリスクを扱う分野の学習には限界が見えています。この対策として、より柔軟かつ継続的に学べる手法として、情報セキュリティ研修にも eラーニングへの注目が集まっています。

時間・場所・講師確保の3重課題

全社員を同じ時間に一箇所へ集めるためには、多くのスケジュール調整が必要です。特に支店や海外拠点を持つ企業にとっては時差や現地事情も考慮する必要があり、さらに煩雑さが増します。

講師を用意するにも、内容に合った専門家のスケジュールを事前に押さえなければなりません。急な依頼や繁忙期との重複で、質の高い研修が組みづらいシーンも多々あったことでしょう。

結果として研修そのものを行うハードルが上がり、実施回数が限られることになります。この3重課題を解決する手段として、オンラインを活用した柔軟な研修スタイルが望まれています。

受講履歴・理解度の「見える化」ができない課題

集合研修では、誰がどこまで理解できているのかを細かく把握するのは難しい面があります。研修終了後のテストやアンケート程度では、真の理解度や定着度合いまでは見えにくいです。

また、学び直しが必要な従業員がいたとしても、そのフォローアップは容易ではありません。追加研修をもう一度企画するかどうかのようなの判断も、曖昧に、おざなりになりがちです。

こうした不透明さを解消すには、学習データが蓄積されるオンラインシステムが有効です。進捗やテストスコアの見える化によって、必要な人に必要なサポートを行いやすくなります。

eラーニングを活用した情報セキュリティ研修のメリット

集合研修の欠点を補う方法として、eラーニングを活用した研修が注目されています。その導入による利点を見ていきましょう。

情報セキュリティ研修 eラーニングでは、オンライン上で学習が完結するため、交通費や会場手配のコストを大幅に削減できます。さらに学習進捗をリアルタイムで把握できるため、フォローアップが効率的に行える点も魅力です。

また、コンテンツを更新しやすいことも大きな利点です。法令改正や新しいサイバー脅威が発生した際に即時対応できるため、学習内容を常に最新の状態に保てます。忙しい社員が自分のペースで学習できる点は、ストレスを軽減する上で重要です。継続的に学びやすい環境が整うことで、セキュリティ意識を長期的に定着させる効果が期待できます。

  • 全社員へ平等に研修機会を提供できる
  • 進捗管理と理解度チェックを簡単に実現できる
  • 現場の業務を止めずに実施できる柔軟性
  • 実績あるコンテンツで効率的に受講できる
  • リスク管理としての社内アピール効果も見込める

全社員へ平等に研修機会を提供できる

eラーニングの最大の強みは、場所や時間に制約されずに学習できることです。海外拠点や在宅勤務者など、従来の集合研修を受けにくい環境の社員にも同じ内容を提供できます。

学習期限内であれば自分の業務が落ち着いたタイミングで受講できるため、忙しい部署の社員でも受講率を高めやすい仕組みです。これによって組織全体としてレベルを均一に底上げできます。

結果的に、教育格差を生まずに知識と意識を浸透させ、全員が共通のリスク対策を理解する基盤が作られます。時間的・地理的なハードルを超えられることが大きなメリットです。

進捗管理と理解度チェックを簡単に実現できる

eラーニングでは、システムのほとんどに備わる「学習管理機能」を通じて各従業員・社員の進捗やテスト結果を“見える化”し、容易に把握できます。従来の研修では難しかった個別の理解度チェックも、システム上で自動集計されるため管理を効率化できます。

学習途中でつまずきがあれば、管理者が早期にフォローアップを行うことも可能です。定期的に小テストを挟むなど、学習の区切りごとに習熟度を確認する仕組みも取り入れやすい利点があります。

これにより、研修全体としての合格ラインや再受講の必要性を明確に設定でき、企業が期待する学習成果を確実に達成しやすくなるでしょう。

現場の業務を止めずに受講できる柔軟性

業務繁忙期などに合わせて受講タイミングを調整しやすいことがeラーニングの大きな特徴です。会場研修のように全員参加型の時間を固定する必要がないため、重要・主業務、タスクとの両立が可能になります。

eラーニングシステムでは例えば、空き時間や移動時間を使い、モバイル端末で学習を進めることもできます。これにより業務効率を低下させずに継続的な学習を実現します。

特に多忙な管理職や営業職にとって、柔軟な学習時間の確保ができるため、研修参加率の大幅な向上が期待できるでしょう。

実績あるコンテンツで安心、効率的に受講できる

専門家が監修した情報セキュリティ研修 eラーニングコースを導入すれば、日々進化する脅威や法令のポイントを的確に学べます。教材の質や利便性が高まるほど、理解度やモチベーションの向上に直結します。

実績あるコンテンツでは、ユーザーインターフェースや学習の流れが整っており、受講者が迷わずスムーズに学習できる設計がなされています。少ない手間で最大限の効果を得られるため、企業のコストパフォーマンスも高まります。認定試験付きのプログラムを用意するサービスもあります。これを選べば、学習成果を客観的に評価できる点もメリットです。スキル標準化と証明が行いやすく、社内外での信頼性も高まるでしょう。

リスク管理としての社内アピール効果も見込める

定期的にオンライン研修を実施している企業は、情報セキュリティのリスク管理を重視しているという印象を社内外に与えられます。特に取引先や顧客に対して、信頼の指標になることも大きいでしょう。

従業員・社員自身も「会社としてセキュリティ対策を真剣に考えている」と認識できることで、研修への取り組み姿勢が高まります。経営層から現場社員まで全体が一枚岩となってリスクに立ち向かいやすくなります。発生し得るトラブルを防ぐだけでなく、もしものときに迅速に対応できる組織構造を作るためにも、継続的な研修アピールも非常に有効といえます。

 

おすすめeラーニングで従業員の「リスキリング」を促す社内教育システムの導入方法

社内講習受講とリスキリングを促すeラーニングシステムの選び方

eラーニング研修導入のステップとポイント

実際にeラーニング研修を始める際の流れと、検討すべきポイントを段階的に整理します。

情報セキュリティ研修 eラーニングを導入するためには、まず研修目的の明確化が不可欠です。全社員への教育が必要なのか、ある特定の部署を重点的にカバーしたいのかといった範囲設定によって、選択するシステムやコースの方向性は大きく変わります。その後、サービス比較や予算策定を行い、自社に最適なプラットフォームや教材を選びます。導入時にはシステムの操作性やサポート体制など、長期的な運用に影響を与える要素を重視しましょう。

研修開始後は、定期的に進捗をチェックし、理解不足があれば補講を行いながら研修全体の合格ラインを設定していきます。最適な研修スケジュールを組むことで、社員の日常業務との両立もしやすくなるでしょう。

目的整理と対象範囲の決め方

研修を検討する際に重要なのは、自社が抱えるセキュリティリスクを洗い出し、どのレベルまで対策を行いたいかを明確にすることです。例えば、顧客情報保護を優先するのか、機密情報の外部流出を防止したいのかで研修内容も変わってきます。

全社員を対象に行う場合は、初歩的なリテラシーから専門知識まで幅を持ったカリキュラムが求められます。一方で、特定部署のみを対象とするなら、より実務に直結した内容に絞ってカスタマイズすることも可能です。

対象範囲を決める際には、現状の課題点と研修完了後に目指す姿のギャップを明確化することが大切です。そこが曖昧だと、導入後の効果測定が難しくなってしまいます。

サービス選定時に見るべき5つの観点

  1. 操作性:直感的なインターフェースで、管理者・受講者の双方がスムーズに利用できるか。多言語対応の必要性がある場合も要確認です。
  2. 価格:初期費用やライセンスコスト、追加機能のオプション費など、総合的な費用対効果を考慮します。
  3. 機能性:テスト機能やレポート作成機能など、必要な機能が揃っているかをチェックします。
  4. セキュリティレベル:導入するシステム自体の安全性も重視すべきポイントです。
  5. サポート体制:導入時だけでなく、運用中に何かトラブルがあった際のサポートが充実しているかどうかが継続利用の鍵となります。

社内展開を成功させるための導入施策例

研修開始前にスケジュールを明示し、どのタイミングで学習すべきかを社員に確実に共有することが大切です。これによって周知不足から発生する受講遅れを防ぐことができます。

管理者やサポート担当者が定期的に受講率や理解度を確認し、必要に応じて追加のアナウンスを発信する仕組みを作りましょう。モチベーション維持には、学習進捗を可視化することが効果的です。

特に初期導入期には、リマインドメールや社内SNSでの告知をこまめに行うことで受講率を高めることができます。小さな成功例を積み重ねることで、eラーニング研修への抵抗感を減らすことにつながります。

おすすめ社員の「タレントマネジメント」とは何のこと? システムの主な機能と導入メリットを徹底解説

情報セキュリティ研修に対応する特徴・機能を備える「eラーニング/学習管理システム」5選

eラーニングシステムはオンライン学習・研修のためのプラットフォームです。情報セキュリティ研修だけでなく、営業、マーケティング、語学、リスキリングなどの広範囲の学習・研修にも使われ、万能対応型、あるいはそれぞれの目的に特化した製品もあります。今回は「情報セキュリティ研修」用に適用し得る機能やカスタマイズ性を備えたeラーニングシステムをピックアップして紹介します。(製品名 abcあいうえお順/2025年4月時点)

KnowledgeDeliver

logo
  • 教材作成、履歴管理、教材受講を一元管理。人事データ連携対応。
  • 完全偽造防止のデジタルバッジを発行
  • 生成AIによりテスト問題を自動作成、教科補完

製品詳細を見る

詳細/利用者の口コミを見る企業向け教育研修に特化した機能を多く搭載しており、情報セキュリティ研修に必要な教材管理や進捗確認がしやすい設計です。セキュリティレベルを高めるためのアクセス権限設定やログ管理も充実。管理者がコースを自由に作成できるため、独自のセキュリティ方針に沿ったカリキュラムを組めます。受講者もシンプルな画面構成で学習しやすいと評価があります。運用実績が多い点も安心材料の一つで、導入サポートからフォローアップまですべてワンストップで対応できます。学習進捗のレポート機能を活用して、定期的に社内共有する運用事例もあります。

LOGOWARE Xe

logo

LOGOWARE Xe

ロゴスウェア株式会社

  • キャリアに応じた社員のリスキリングを促進
  • タレマネシステムとも連携可能
  • 教材コンテンツを作成できるソフトも販売

製品詳細を見る

詳細/利用者の口コミを見る国内での導入実績が豊富で、さまざまな業種・規模の企業に対応してきたノウハウがあるとうたいます。柔軟な設定が可能なため、自社流の学習スタイルを追求したい企業に適しています。セキュリティに対する配慮が行き届いており、システムの安定性やバックアップ体制も整備されて、大規模ユーザー数にも対応できる拡張性を備えている点もポイントです。導入時の環境構築から研修運用計画の相談まで幅広いサポートメニューも用意します。

Schoo for Business

Schoo for Business

株式会社Schoo

3.8

29

Schooは「オンライン研修」と「自己啓発学習」の掛け算で学び続ける組織を作る、オンライン学習サービスです。

講師は業界の最前線で働くトップランナー
各業界における第一人者や専門家を講師として多数お迎えし、明日の仕事にすぐ生かせる授業をラインアップしています。Schooのオリジナル授業は、ビジネス・ITスキルから、働き方・健康・お金・経済・テクノロジーなど、幅広い領域を網羅しています。あらゆる利用者に未知の領域との出会いを提供し、学習意欲を促進します。Schooでは365日毎日コンテンツを更新しており、ビジネスのトレンドや世の中の変化に触れることで視野が広がり、さらに学習意欲が高まるという学習の好循環を生み出しています。

200種類以上の研修パッケージから設計
新入社員や中堅社員などの階層別、職種別に研修カリキュラムが用意されており、手間のかかっていた研修設計も、カリキュラムと対象者を選択するだけで完了します。社員の受講状況や学習時間を簡単に把握できる「視聴履歴の管理」、動画を組み合わせて自社に必要な研修を簡単作成できる「オリジナル研修の作成」、任意の動画に対してレポート提出課題の設定をすることができる「レポート作成機能」が用意されています。

双方向な学習体験で学びの楽しさを実感
Schooの特徴である「生放送授業」は、講師・受講生代表・ユーザーの3者間コミュニケーションで行われるライブ形式授業です。インタラクティブな学習体験が学びの楽しさを感じさせ、学習の習慣化を促します。

スマホ・タブレットでも受講可能
PC以外にスマートフォン・タブレットにも対応しており、場所を選ばずにいつでもどこでも学習できます。

製品詳細を見る

詳細/利用者の口コミを見るライブ配信の講座を豊富にそろえており、リアルタイムの学習体験を重視したい企業に向いています。中には情報セキュリティの専門家による最新動向を解説する講義もあり、刺激的な学びが得られると評価があります。オンデマンド形式の授業の数も充実しているため、社員それぞれのスケジュールや理解度に応じて柔軟に受講可能です。特に初級~中級者向けのコンテンツが豊富で、基礎固めに役立ちます。受講履歴の把握や理解度テスト機能も兼ね備えており、学習成果を管理者と共有しやすい点も評価されています。

UMU

UMU

ユームテクノロジージャパン株式会社

4.6

125

UMUは最新のAIを活用し、最小限の手間で研修の成果が得られる学習プログラムを作成できます。AIによる即時フィードバック、学習内容の個別自動提供など、従業員が能動的に学びたくなる機能を多数搭載しています。

独自研修も企画可能
高度な独自の研修を手軽に作成するAIや、データ管理機能により手間を削減できるため、人事戦略の実行など、本来注力が必要な仕事ができる環境作りを支えます。

よりよい学びを生むAIを活用した豊富な機能
UMUは学習者のアウトプットが増え、AIによる採点やナレッジ共有される多数の機能を搭載。コンテンツをAIで作成、受講案内や提出物管理を一元管理することで、研修運営の手間も減らせます。学習進捗、データからのスキルの見える化、効果測定や個別最適コンテンツ提供も可能です。

アウトプット中心の学習で実務で通用するスキル習得
学習を仕事の成果に結び付けるためには、アウトプットをして課題に気付き、改善して体得していく必要があります。UMUは、学習者がアウトプットしたくなるような仕掛けやAIによる自動フィードバックを搭載しています。

自由度が高い学習設計ができるため幅広い研修を提供可能
高度なPCスキルは不要。シンプルな操作で効果的な学習を簡単に作成できます。事前学習、研修、課題・アンケート提出の一元管理や、コンテンツ作成のAI補助機能を用いて、研修運営の負担を軽減。最小限の負担で研修精度を上げます。

親しみやすい学習デザインで自ら学ぶ人を増やす
カジュアルな見た目で、一度見ただけで操作の仕方が分かります。AIによる学習の自動推奨や、一人一人に適した学習をカスタマイズ表示でき、学習者は何を学べば良いのか一目瞭然です。自ら学ぶ人が増え、高い利用率を維持できます。

製品詳細を見る

詳細/利用者の口コミを見る双方向コミュニケーションを重視しており、受講者同士がリアルタイムで意見交換できる仕組みがあります。ライブ形式での講義や、インタラクティブなクイズ機能など学びを深める工夫が豊富。セキュリティ研修では、演習的なコンテンツを取り入れることで、実務上よくあるケースをシミュレーションしながら学習できます。自社特有の課題を題材にすることで、意識定着が高まります。スマートフォンやタブレットからの利用にも対応しているため、外出先や在宅勤務でも学びを継続しやすいのが特長です。

WisdomBase

logo

WisdomBase

株式会社シェアウィズ

  • 研修や講習会の申し込みや決済、受講までシームレスな運用を実現
  • 本人確認機能や不正監視機能を搭載!法令に基づく講習会を安心・安全に実施
  • 複雑な紙ベースの試験のデジタル化に対応!大規模なオンライン試験を開催できる

製品詳細を見る

詳細/利用者の口コミを見る学習者同士がコミュニティ感覚で学べる機能を備えており、フォーラムやディスカッションを通じて相互学習を促す仕組みがあります。情報セキュリティ研修でも、具体的な事例を共有し合うことで理解を深めやすくなるよう設計。必要に応じてグループ学習やチーム対抗のクイズを設定できるなど、参加型であることが特徴。単に知識を学ぶだけでなく、組織としてセキュリティ意識を高める環境が作れます。進捗状況や学習スコアのレポート機能も提供されているため、管理者は受講者のデータを分析しやすく、改善施策を打ちやすいメリットがあります。

情報セキュリティ研修対応eラーニングシステム機能比較

サービス名 提供企業 管理機能 カスタマイズ セキュリティ研修への適性 導入実績(公式サイトより) 利用料金(税別)
KnowledgeDeliver





株式会社デジタル・ナレッジ ◎(詳細な受講履歴、レポート) ◎(教材制作から対応可) ◎(導入事例にセキュリティ系多数) 3000以上の組織(慶應義塾大学、東北大学など) 要問い合わせ(導入形態により異なる)
教材作成から運用管理まで一元対応。多彩なオプションあり









LOGOSWARE Xe

ロゴスウェア株式会社 ◎(LMS連携・自動管理) ◯(PowerPoint→教材変換あり) ◎(社内教育向けに強み) 具体的な導入実績は非公開 月額定額制:基本料金10,600円+利用料金(270円/人、500人超は110円/人)
従量課金制:基本料金16,800円+300円/人
テスト・スコア管理に強み、紙マニュアルのデジタル化も




Schoo for Business

株式会社Schoo △(受講履歴管理が簡易) ?(動画カスタマイズ不可) ◎(コンテンツにセキュリティ講座あり) 具体的な導入実績は非公開 要問い合わせ
実務直結のビジネス動画多数。セキュリティカテゴリあり




UMU

ユームテクノロジージャパン株式会社 ◯(簡易分析ツールあり) ◯(出題・教材設定が自由) ◎(社員研修分野で広く活用) 具体的な導入実績は非公開 要問い合わせ
インタラクティブ機能が豊富、スマホ対応




WisdomBase

株式会社シェアウィズ ◯(受講・合否管理可能) ◎(自社教材フル対応) ◯(セキュリティ研修素材の作成自由度が高い) 大和リース株式会社、一橋大学、ミサワホーム株式会社、大阪商工会議所、日本生命保険相互会社など 要問い合わせ
ノーコードでオリジナル教材作成、テスト機能充実




情報セキュリティ研修を提供するeラーニングサービス6選

「情報セキュリティ研修対応」のオンライン研修サービスを契約するのも容易な手段です。今回は、国内企業で利用例のあるオンライン情報セキュリティ研修サービスをいくつかピックアップして紹介します。(サービス名 abcあいうえお順/2025年4月時点)

AirCourse(KIYOラーニング株式会社

サービスの公式サイト:https://aircourse.com/

(主な特徴)クラウドベースで導入がスムーズに進むため、短期間での研修開始を希望する企業に向いています。動画学習を中心とした分かりやすい教材で、初学者でも抵抗なく受講できます。テスト機能や評価機能が充実しており、最終的な理解度確認や進捗管理をしっかりと行えます。セキュリティの基礎から応用まで段階的に学べるコース編成が特徴です。導入担当に相談すれば、企業独自のポリシーや規定を組み込んだ教材を追加することも可能で、より現場に即した学習を提供できます。

DNP 情報セキュリティ eラーニング教材(大日本印刷株式会社

サービスの公式サイト:https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20172516_4986.html

(主な特徴)情報漏洩対策や関連法規に特化したコースを多数用意しており、多くの業種で導入実績があるのが特長です。実例を交えながら学習できる点が、実務での応用力を高める要素となっています。教材の更新頻度が高く、新しい法令改正や社会的動向にも素早く対応しているため、常に最新の知識が得られます。企業内でのコンプライアンス研修としても利用しやすいでしょう。様々なコースが用意されているため、部署ごとや管理職・一般社員などの立場に合わせ、必要な内容だけ選んで受講できる仕組みも組みやすく設計されています。

Mina Secure(グローバルセキュリティエキスパート株式会社

サービスの公式サイト:https://www.gsx.co.jp/services/securitylearning/minasecure.html

(主な特徴)基本的なセキュリティ概念から、発生しやすいインシデントの事例、具体的な対処法までを体系的に学べるコース設計が魅力です。日々の業務でどうセキュリティを意識するかを学べる教材として優秀とされます。学習システムでは小テストや演習問題が充実しており、理論だけでなく実践的なスキルも身に付きやすい点が好評を得ています。短い時間で集中して学習する仕組みが備わっているのも利点です。また、大手企業から中小企業まで幅広く導入されており、自社の規模問わず運用しやすい設計になっています。コストパフォーマンスの面でも評価されるサービスです。

playse.(株式会社manebi)

サービスの公式サイト:https://playse.jp/

(主な特徴)システム操作が簡単で、コースの作成や学習進捗の管理を一元的に行える利便性が魅力です。コンテンツのカスタマイズ性が高いため、企業が求めるセキュリティ要件に応じて柔軟にコースを組めます。情報セキュリティ以外の研修もまとめて運用しやすいので、人事担当や研修管理部門の業務負荷を軽減できるでしょう。ダッシュボード機能で受講状況をリアルタイムに把握できる点も評価されています。手軽に始められるのに加えて、必要に応じて機能を拡張することが可能です。段階的に社内研修を発展させたい企業にも適したサービスと言えます。

情報セキュリティ対策eラーニング(株式会社ネットラーニング)

サービスの公式サイト:https://business.ntt-east.co.jp/service/iselearning/

(主な特徴)汎用的な内容から業種別の脅威対策まで、幅広い学習ニーズに応えられることが特徴です。特にメールセキュリティやSNSの利用ガイドラインなど、多様化する企業環境をカバーしています。演習形式のコースが含まれる場合があり、学んだ知識をすぐに体感できる点が受講者の理解促進に効果的です。実際の事例を想定したシミュレーションは、現場対応力を高めるのにも役立ちます。一定期間ごとに再学習や更新情報を配信する仕組みを取り入れており、常に最新のセキュリティ対策を社内に周知できるメリットがあります。

セキュリオ(LRM株式会社

サービスの公式サイト:https://www.lrm.jp/seculio/

(主な特徴)最新のセキュリティトピックから法令対応まで幅広い内容が揃っており、業種や業態に合わせたコース選択が可能です。自社の実態に即した学習プランを組むことで、無駄のない研修を実現できます。ウェビナー形式や動画レッスンを取り入れているため、飽きにくく理解を進めやすい構成が魅力です。個人学習だけでなく、チーム単位でのワークショップも開催できます。継続することで社員のセキュリティ意識を徐々に高め、万が一のインシデントにも対応しやすい社内体制を作ることに役立ちます。

情報セキュリティ研修eラーニングサービスの料金比較

サービス名 提供会社 URL 主な利用料金(税別/公式サイトより)
AirCourse KIYOラーニング株式会社 https://aircourse.com/ 月額500円/ID(コンテンツプラスプラン)
DNP 情報セキュリティ eラーニング教材 大日本印刷株式会社 https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20172516_4986.html 買い切り150万円(全11教材)
Mina Secure グローバルセキュリティエキスパート株式会社 https://www.gsx.co.jp/services/securitylearning/minasecure.html 要問い合わせ
playse. 株式会社manebi https://playse.jp/ 要問い合わせ
情報セキュリティ対策eラーニング 株式会社ネットラーニング https://business.ntt-east.co.jp/service/iselearning/ 6カ月4950円/ID
セキュリオ LRM株式会社 https://www.lrm.jp/seculio/ 月額300円/ユーザーから(50ユーザー以上)

導入・運用を成功させるポイント

eラーニング研修を長期的に運用するための工夫や、受講者の意識を定着させるためのプロセスを整理しておきましょう。情報セキュリティ研修 eラーニングの効果を最大化するには、単にシステムを導入するだけでは不十分です。研修開始前の準備や受講後のフォローアップを継続することで、学んだ知識を現場で活かせる状態にできるかどうかが決まります。

まず、目標設定や研修内容のアップデート、さらには学習成果の測定や次回以降へのフィードバックといった一連の流れを仕組み化しておくと運用が楽になります。管理部門が主導で進められるよう、役割分担を明確にしておくとよいでしょう。

社内での受講意欲を高め続けるためにも、こまめに実施状況やテスト結果を可視化し、優秀な成績をおさめた社員を表彰するなどの施策が効果を発揮します。学習体験にプラスのモチベーションがあれば、定着率は格段に高まります。

運用前の目標設定と学習管理システム(LMS)の選定

まず明確な研修目標とKPIを設定しておくことで、何をもって成功とするかがはっきりします。単に受講率を上げることを目指すのか、具体的なテストの合格率を重視するのか、などが挙げられます。

この目標を踏まえて、機能や操作性、サポート内容など、要件に合致した製品・サービスを選んでいきます。たとえ著名なeラーニングシステムであっても、自社の運用スタイルに合わないならば大きな効果は望めないかもしれません。また導入担当者はシステムの無料トライアル活用やベンダー・サポート窓口、ITに詳しい専門家などへの相談を通じて、使い勝手や運用上の課題を事前に確認しておくことをおすすめします。

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受講後のテスト・フォローアップで意識浸透を図る

受講後にテストやアンケートを実施して、どの程度の知識が身についているかを可視化することが欠かせません。結果を見て、理解度が不十分な領域を再度学習できるような仕組みも整備しておくと良いでしょう。

フォローアップとして定期的にメールマガジンや社内SNSなどで最新のセキュリティ情報を発信するのも効果的です。新たに発生したリスク事例や法改正のポイントなどをこまめに共有することで、実務と研修のつながりを強化します。継続的に取り組むことで、社員全員が同じ水準で情報セキュリティ対策を実践できる環境が整い、企業全体のリスクも最小限に抑えられます。

情報セキュリティのeラーニング研修は、従業員の意識強化と企業リスク低減の両立に向けて率先して行うべき施策

eラーニングを活用した情報セキュリティ研修は、多忙な現代のビジネスシーンにおいて効率と効果を兼ね備えた有益な方法です。オンライン上で完結できるため、場所や時間の制約を大きく緩和し、受講率や学習継続率の向上が期待できます。さらに、学習データを活用して理解度を把握できるなど、従来の集合研修にはなかったメリットが数多く存在します。

企業にとって情報漏洩やサイバー攻撃のリスクは避けられない課題ですが、従業員・社員一人ひとりの意識を高めることで仮に被害があったとしても最小限に食い止める可能性が高まります。 情報セキュリティ研修を日々の業務に根付いた対策とともに行うことで、企業の信用と事業継続も同時に支えていきましょう。

もし「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「どう探せばよいのか分からない」とお困りでしたら、あるいは「おすすめ製品・ベンダーを紹介してほしい」「詳しい人に相談したい」のような希望がありましたら、適切なIT製品・サービス選定に詳しいIT専門スタッフに聞ける・相談できるITセレクトのコンシェルジュ相談サービスをぜひご利用ください。(無料です!)

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失敗しないeラーニング導入|種類ごとのメリットと注意点をわかりやすく解説

多くの企業が人材育成や社員教育の一環としてeラーニング体制を導入していますが、「種類が多すぎて、どれを選べばよいかわからない」という声もよく耳にします。特に人事部門や教育担当者は限られた予算と時間の中で、効果的な教育体制を構築する必要があります。そのためには、eラーニングの種類を提供形態や教材の形式、さらには教材の提供元別に理解し、それぞれの特性やメリットを把握しておくことが求められます。 本記事では、eラーニングの種類を「提供形態」「教材形式」「教材提供元」という3つの観点で分類し、自社にとってどの方式が最も効果的かを見極め、eラーニング・学習管理システム/サービス導入計画の第一歩となるヒン […]

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    情報セキュリティ研修を「eラーニング」で効率的に導入するための早わかりガイド|おすすめ製品・サービス11選

    情報漏洩やサイバー攻撃の脅威増加とともに、企業における従業員向け情報セキュリティ研修の重要性がますます高まっています。しかし従来型の集合研修では多忙な業務をこなしながら全社員が同じタイミングで受講することはとても難しく、研修効果を具体的に把握・確認することも容易ではありません。 そこで昨今多くの企業が「成果への確実性を高めるもの」として採用を加速させている手段が、オンライン学習プラットフォームを活用したeラーニング研修です。この記事では、情報セキュリティ研修を効果的に行うための背景と理由から、導入ステップと具体的なおすすめ製品とサービス、成功へのポイントまでを幅広く解説します。 機能で比較「e […]

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      eラーニングシステム(LMS)の選び方 機能や比較ポイントを徹底解説|おすすめ製品12選

      eラーニングシステムの導入を検討している企業や教育機関にとって、適切なシステムを選ぶことは非常に重要です。デジタル活用が進む現代において、効果的なeラーニングシステム(学習管理システム、LMS)の採用は不可欠です。しかし、多種多様な機能やオプションがあるため、選択肢が多すぎて迷うことも少なくありません。 このガイドでは、eラーニングシステムの選び方に関するポイントや各機能の比較を徹底解説し、最適なシステムを選ぶための情報をお届けします。導入目的や予算、ターゲットユーザー層、必要な機能などを考慮しつつ、効果的な学習環境を築くための具体的なヒント、おすすめ製品(全12製品/2025年4月時点)をご […]

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        eラーニングで積極的な講習受講やリスキリングを促す社内教育システムの導入方法

        近年、インターネットを活用した学習システムであるeラーニングが企業内部でも急速に普及しています。オンラインで学習を完結できるため、従来の集合研修に比べて時間や場所を選ばずに受講可能なのが大きな特徴です。 本記事では、eラーニングの基本的な仕組みや導入メリット、運用上のポイントを整理し、eラーニングを含めた社内教育システムの導入を検討する際の参考となる情報を詳しくご紹介します。(画像:写真AC) 無料でIT製品選びをお手伝いします 御社に合ったIT製品・サービス・会社を厳選してご提案します。お気軽にご依頼ください! 製品探しを依頼する 従業員の積極的な受講を促すeラーニングシステム企業のeラーニ […]

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