ITセレクト powered by 発注ナビ

医療業界でのERP活用シーンを解説 現場と経営に役立つ選び方・導入メリットを理解する

author
ITセレクト編集部

更新

SHARE
X
Facebook
LINE
はてなブックマーク

医療業界でのERP活用シーンを解説 現場と経営に役立つ選び方・導入メリットを理解するのメインビジュアル

医療業界では業務の複雑化や人材不足、法規制対応など多くの課題が顕在化し、現場と経営の両面で効率化が求められています。こうした背景の中、「デジタル化」によって業務の一元管理や情報共有の強化、経営判断の迅速化を実現するERP(統合基幹業務システム)の導入が注目されています。本記事では、医療現場と経営層が抱える悩みにどう応えるか、ERPのメリットや導入ポイント、選び方のコツまで徹解説します。

 

この1ページでまず理解!クラウドERPの主な機能、メリット/デメリット、選定ポイント|人気・定番・おすすめの製品をチェック

医療業界でERPが求められる理由

医療機関や医療機器メーカーは、日々の業務が非常に多岐にわたっており、その煩雑さや人材不足が大きな悩みとなっています。特に現場での情報管理や共有が手作業中心の場合、ミスや重複が起こりやすくなり、業務効率を著しく低下させる要因となっています。

さらに、個人情報保護法や医療法など厳格な法規制・監査対応も求められるため、情報の適切な取り扱いは欠かせません。最近では、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進や働き方改革の流れもあり、院内でバラバラに使われているシステムやアナログ管理を見直し、統合システムによる一元管理への関心が高まっています

ERPはこれらの課題解決の切り札として注目されており、現場・経営双方の負担軽減と運営の最適化を目指す動きが広がっています。

  • バラバラなシステム/紙運用からの脱却で、情報の重複・抜け漏れを削減
  • 人手不足下でも自動化・標準化で現場負荷を軽減
  • 法規制・監査対応を権限/ログ管理で強化
  • DX推進の土台として“全体最適”のプロセスに刷新
参考:厚生労働省「医療DXについて(更新情報:2025年8月14日)」

ERPの基本や導入メリットを整理したい方は「ERPパッケージとは? クラウドERPの重要性、メリット、機能・導入のポイント」をご覧ください。

複雑な業務プロセスを効率化する

病院やクリニックの現場では、診療受付、各診療科の診察、検査、薬品や医療機器の管理、会計、スタッフの勤怠やシフト管理など、さまざまな業務が日々同時進行しています。

こうした業務が部署や職種をまたいで連携する中で、情報のやり取りが紙や口頭、バラバラのシステムで行われていると、どうしても情報の行き違いや作業のムダが発生しやすくなります。

ERPを導入することで、これら多岐にわたる業務プロセスを一元化し、部署間の連携をスムーズにします。たとえば、患者情報を一度登録するだけで各部門で共有できるようになり、二重入力や伝達ミスを減らせます。煩雑な業務手順を標準化・効率化することができ、現場スタッフの負担も大きく軽減されるでしょう。

ERPの導入効果・注意点を理解するなら「失敗しないERP選び」をご覧ください。

 

おすすめ失敗しないクラウドERPの選び方

人材不足への対応

医療業界では、人員が限られている中で増加する業務量に対応する必要があります。とくに看護師などの専門職は慢性的な人手不足が続いており、スタッフひとりひとりの負担が大きくなりがちです。

ERPの導入によって、これまで手作業やアナログで管理していた業務の多くをシステム化し、自動化することが可能になります。

情報の見える化も進むため、担当者同士の引き継ぎや業務フォローがしやすくなり、属人化の解消にもつながります。また、シフトや人員配置もシステム上で管理しやすくなり、最適な人員配置を実現しやすくなります。

参考:厚生労働省「⑦ 参考資料2:看護師等(看護職員)の確保を巡る状況(2023年7月7日)」

最新のおすすめERP製品を一覧比較したい方は「ERP(基幹システム)のおすすめツールを徹底比較」をご確認ください。

法規制、コンプライアンス順守への対応

医療機関では、個人情報保護法や医療法などにより厳格な規制が設けられており、患者の診療情報などは特に慎重な管理が求められます。さらに、サイバー攻撃のリスク増大や法令改正のたびに、運用ルールやセキュリティ強化への対応が不可欠となっています。

ERPシステムは、権限やアクセス管理をシステムで細かく設定できるため、情報漏洩リスクに備えた体制を築けます。また、監査や法令変更時にも、履歴や業務ルールの徹底がしやすくなり、適切なコンプライアンス対応が可能です。

医療業界でERPを導入するメリット

ERPを導入することで、医療機関の運営全体が大きく変わります。単なる業務効率化にとどまらず、医療の質や経営基盤の強化、患者満足度の向上まで、多岐にわたるメリットが期待できます。

業務の一元管理ができる

ERPは、患者の基本情報や診療履歴、会計情報、医薬品の在庫状況など、さまざまなデータを1つのプラットフォームで管理できます。これにより、二重入力や伝達漏れ、手作業による記載ミスを減らすことができます。

たとえば、医師が電子カルテに入力した情報が、薬剤部門や会計部門へ自動的に連携されることで、手作業の手間が省けます。過去の記録や履歴検索も容易になり、必要な情報をすぐに取り出せるため、問い合わせ対応の時間も短縮されます。

在庫や医薬品の管理がしやすくなる

医薬品や医療材料の在庫管理は、患者の安全確保や病院経営に直結する重要な業務です。ERPを導入すると、全ての在庫数や消費状況、使用期限をリアルタイムで把握できます。スタッフはPCやタブレットから正確な在庫数をいつでも確認でき、物理的な確認作業も大きく減ります。

また、消費実績データをもとに需要予測を行ったり、在庫が一定量を下回った場合は自動発注したりと、システムによる効率的な運用が可能です。ロット番号や使用期限の管理もシステム上で行えるため、リコール時の迅速な追跡や廃棄ロスの削減にもつながります。

医療・薬局の在庫管理の課題解決は「薬局・ドラッグストアの在庫管理を効率化するには? 」をご覧ください。

 

おすすめ薬局・ドラッグストアの在庫管理を効率化するには?

スムーズな情報共有ができる

現代医療では、医師や看護師、薬剤師、理学療法士など、多様な専門職がチームを組んで患者を支えています。その際に欠かせないのが、迅速で正確な情報共有です。ERPによって、患者の検査結果や治療進捗、アレルギー情報などをリアルタイムで関係者間に共有できます。

診療科やチーム、施設間の連携もスムーズに行え、申し送りや引き継ぎ時の伝達漏れも防げます。また、福祉施設や外部機関とのデータ連携も視野に入れられるため、継続的なケアにも役立ちます。

セキュリティやプライバシーの強化につながる

患者のプライバシー保護は医療機関にとって最優先の課題です。ERPは、情報の取り扱いルールやアクセス権限の管理をシステム上で細かく設定できます。内部からの情報持ち出しや不正アクセスのリスクを最小限に抑えます。

また、ほとんどの製品で、操作履歴の記録やデータの暗号化・自動バックアップ機能も備えており、事故や災害時の情報損失リスクにも強くなります。クラウド型製品では特に、ベンダーがまず最新のサイバー対策を実施した上でサービスを提供する仕組みのため、自社の対策と掛け合わせて外部からの脅威に備えやすくなるのもメリットの1つです。

経営の可視化・データ活用ができる

日々の業務から発生するデータを集約し、経営状況を可視化するのもERPの大きな強みです。たとえば、病床稼働率や平均在院日数、診療科別の収益、薬剤コストなどの指標(KPI)をリアルタイムに確認できるようになり、経営判断のスピードが格段に上がります。

また、データをもとに経営課題を発見し、的確な対策を立てることも可能です。経験や勘に頼らない客観的なデータ分析ができることで、持続可能な病院経営につながります。

中堅・中小病院での導入については「中小企業向け『ERP』入門」の記事もおすすめです。併せてご確認ください。

医療業界向けERPの種類と選び方

一口にERPといっても、その種類や導入形態にはいくつかのパターンがあります。自院の規模や課題、将来像に合わせて最適なシステムを選ぶことが大切です。

統合型ERP

統合型ERPは、会計・人事・在庫・購買管理など、医療機関に必要な機能をまとめて標準搭載したシステムです。複数の診療科や拠点を持つ大規模病院や医療法人が、組織全体の業務プロセスを抜本的に刷新・統合したい場合に適しています。

すべての部門で共通のシステムを利用できるため、情報の一貫性や全社的な経営管理がしやすくなります。ただし、自院独自の細かな業務に合わせたカスタマイズは難しい場合があるため、業務フローや要件をよく整理したうえで検討することが大切です。

コンポーネント型・業界特化型

コンポーネント型ERPは、特定の業務領域ごとに個別のツール、機能を組み合わせて利用するタイプです。たとえば、会計はA社の製品、在庫管理はB社の製品、といったかたちで、必要な機能を個別に利用する形態です。段階的に導入できることで、クリニックや医療機器メーカーのように特殊な要件が多い現場や、既存システムを活かしながらスモールスタートしたい場合にも有効です。

一方で、異なるシステム間の連携に開発コストや手間がかかる場合もあるため、導入時にはよく比較しましょう。

クラウド型とオンプレミス型

ERPの導入形態は大きく分けてクラウド型とオンプレミス型があります。

  • クラウド型はベンダーのサーバーを利用し、月額課金で運用します。初期費用を抑えやすく、短期間で導入できるのが特徴です。システム保守やセキュリティもベンダーが担うため、IT専門人材が少ない現場でも運用しやすいでしょう。
  • オンプレミス型は自院にサーバーを設置し、ソフトウェアライセンスを購入してシステムを管理します。初期投資は高めですが、独自のセキュリティポリシーや細かなカスタマイズに対応できます。

下記の比較表を参考にしてください。

比較項目 クラウド型ERP オンプレミス型ERP
初期費用 低い(サーバー不要、月額課金) 高い(サーバー・ライセンス購入)
導入スピード 速い(数週間~数ヶ月) 遅い(数ヶ月~1年以上)
保守・運用 ベンダーが実施(手間が少ない) 自院で実施(専門人材が必要)
カスタマイズ性 制限あり 高い
セキュリティ ベンダー依存(高水準) 自院で構築・管理(自由度高い)
アクセス性 インターネット環境でどこでも可 院内ネットワークに限定
適した組織 中小規模の病院や初期投資抑えたい組織 大規模病院や独自要件が多い組織

クラウドERPの最新満足度と選び方は「『クラウドERP製品』ユーザー満足度ランキング」もご確認ください。

 

おすすめ【2025年7月版】「クラウドERP製品」ユーザー満足度ランキング&口コミ評価

医療特有の要件に対応しているか確認

どの種類のERPを選ぶにせよ、電子カルテやレセコンとの連携、既存業務ソフトとの相性が重要です。特に、導入予定のERPが自院で使っているシステムとスムーズに連携できるか、過去に同様の導入実績があるかは必ず確認しましょう。

また、ベンダーが医療業界での実績や専門知識を持っているか、サポート体制がしっかりしているかも大切なポイントです。法改正や医療ガイドラインへの迅速な対応ができる製品かどうかも、事前にチェックしておきましょう。

医療業界向けERP導入の注意点と成功のコツ

ERPの導入は、単なるシステムの入れ替えではなく、業務改革も含めた大きなプロジェクトです。導入効果を最大化するために、いくつかの注意点や成功のポイントを押さえておく必要があります。

自院の課題・導入目的を明確にする

最初に行うべきは「なぜERPを導入するのか」という目的の明確化です。診療科や看護部、事務部など、各部署が抱える課題や解決したいことを具体的にリストアップしましょう。例えば以下が挙げられます。

  • 医薬品の廃棄ロス削減
  • 部署間の情報伝達の効率化
  • 経営状況の迅速な把握

こうした課題をもとに、導入後にどのような成果を目指すかKPIを設定し、関係者で共有しておくことが、導入プロジェクトの成功につながります。

既存システムや業務フローとの整合性

ERPの導入時には、現在使っているシステムや運用ルールとの整合性も検討が必要です。ただExcelや紙管理をそのままシステムに置き換えるのではなく、非効率な業務自体を見直すことも意識しましょう

また、既存の電子カルテや部門システムからのデータ移行は特に複雑な工程です。どのデータを、いつ、どのように移行するかを計画的に進める必要があります。「ビッグバン導入」よりも、段階的な「フェーズ導入」を選ぶのも有効な手法です。

従業員教育とサポート体制

どんなに優れたシステムでも、現場スタッフが使いこなせなければ意味がありません。新システムへの移行時は職員に不安や戸惑いが生じやすいため、導入前の操作説明や現場研修を十分に行うことが大切です。

導入後も、困ったときにすぐ相談できるヘルプデスクや、ベンダーのサポート体制が整っているか確認しましょう。現場の意見を取り入れながら、運用を定着させていくことが成功のカギとなります。

コストや導入スケジュールの管理

ERP導入には多くの費用がかかります。ソフトウェアライセンスや初期導入支援費用だけでなく、サーバーやカスタマイズ、保守・運用費まで「総所有コスト(TCO)」として見積もることが必要です。

複数ベンダーから見積もりをとり、コストと機能をじっくり比較検討しましょう。また、現実的なスケジュールを設定し、プロジェクト計画を立てて進捗管理する体制も整えておきましょう。無料トライアルやデモを活用して、実際の使い勝手を体験したうえで決定することが失敗のリスクを減らします。

医療機関向けERP6選

ここでは、医療機関が直面する「法規制対応」「在庫(ロット・期限)管理」「人員・多拠点運営」「経営の見える化」に対応できるERP製品を6つ紹介します。現場と経営の一元化に役立つ特徴的な製品をピックアップしました。(製品名 abcあいうえお順/2025年11月時点)

Empower-X cx

生産管理や在庫、品質、購買までを一貫して管理できるERPです。トレーサビリティ機能が充実しており、万が一の不具合時にも迅速に追跡が可能です。医療機器や部材を扱う現場での拡張性や、他システムとの連携・分析のしやすさも大きな強みです。

logo

Empower-X cx

株式会社ネクステップ・ソリューションズ

  • コダワリ抜いた機能と 柔軟性・拡張性
  • 企画・導入・運用の 成功方程式を提供
  • 自社製造直販だからできる 価格とサービス

製品詳細を見る

Microsoft Dynamics 365 Business Central

財務や購買、在庫、プロジェクト管理を統合し、Microsoft 365やPower Platformと連携できます。日常的に使われているExcelなどとシームレスにつながり、現場での入力業務や経営ダッシュボードの構築にも役立ちます

logo

Microsoft Dynamics 365 Business Central

アンダーズ株式会社

  • 統合型ERPで基幹業務を一元管理
  • Microsoft 365とのシームレス連携
  • 中小企業向けのスケーラビリティとAI活用

製品詳細を見る

Oracle NetSuite

会計、販売、在庫、調達などをひとつのクラウド基盤でまとめて管理できます。マルチ拠点・複数法人運営やダッシュボード分析に強く、グループ全体の統合管理や経営の見える化を支援します。

logo

Oracle NetSuite

日本オラクル株式会社

3.8

30

  • クラウド基盤でいつでもどこでもアクセス可能、柔軟かつ高い拡張性を備えたERP
  • リアルタイムでのデータ分析により、迅速かつ的確な意思決定を支援し、経営判断を強化
  • 豊富なカスタマイズ機能で企業の成長や変化に柔軟に対応可能

製品詳細を見る

SAP ERP

財務・購買・在庫・生産を横断的に統合し、監査証跡や権限管理機能も充実しています。大規模な病院グループや、医療機器メーカーなどの標準化・可視化に適した製品です。

SAP ERP

SAP株式会社

3.3

75

SAP ERPは、企業の業務プロセスを統合し、効率化を図るためのソフトウェア。ドイツのSAP SEによって開発され、世界中の多くの企業で利用されています。小規模な企業から20万人規模の大企業まで幅広く対応可能です。

企業システムをトータル管理
SAP ERPは、財務会計、管理会計、資金管理など、企業の財務活動をサポートし、正確な財務報告と予算管理が可能です。また人材採用、給与計算、勤怠管理、教育訓練など、人材関連の業務を統合的に管理します。受注処理や出荷、請求、販売分析など、販売と流通に関するプロセスを最適化します。このほか生産計画、製造実行、品質管理など、生産関連の活動を効率化し、購買や在庫管理、資材計画といった物資の調達と管理をサポートします。顧客データの管理や顧客サービスの改善などの分析も可能です。

シームレスに各業務プロセスを統合
SAP ERPでは各モジュールが連携して動作するため、業務プロセスがシームレスに統合できます。また企業全体のデータがリアルタイムで更新されるため、迅速な意思決定が可能です。こうした機能は各企業のニーズに合わせてカスタマイズ可能なため、規模や業種を問わず適用できます。SAP ERPを導入すると、手作業や重複作業が削減され、業務プロセスが効率化されます。また統合されたシステムにより、ITコストや運用コストが削減できます。加えて詳細なレポート作成や分析が可能なので、データに基づいた戦略的な意思決定を支援します。

次世代版も登場
なおSAP ERPの次世代版として、SAP S/4HANA Cloudが用意されています。SAP S/4HANA CloudはAI、機械学習、高度なアナリティクスなどのインテリジェントテクノロジーが組み込まれた、将来を見据えたERPシステムです。SAP S/4HANAは、インメモリデータベースであるSAP HANA上で稼働します。SAP HANAは、リアルタイム処理を可能にする処理速度を実現し、データモデルを大幅にシンプル化します。またSAP ERPは中堅・中小企業向けに「SAP Business  One」「SAP Business ByDesign」が用意されています。

製品詳細を見る

基幹船

施設ごとに合わせた高度なカスタマイズができ、タブレットを標準で活用できます。発注・仕入・棚卸・分析など基幹プロセス全体を網羅し、現場でのデータ入力や在庫管理を効率化できます。

logo

基幹船

株式会社ブライセン

  • 高度なカスタマイズ性
  • 高い拡張性
  • タブレットを標準実装

製品詳細を見る

クラウドERP ZAC

案件単位で売上や原価、工数、購買を一元管理でき、進捗や損益をリアルタイムで把握できます。医療機器の販売や院内プロジェクト管理など、横断業務の見える化と内部統制強化に役立ちます

logo

クラウドERP ZAC

株式会社オロ

3.5

31

  • 業種に特化した機能をパッケージにより低コスト・短納期で提供
  • UIを2022年末に刷新。以後3ヶ月おきにバージョンアップ
  • 業務に紐づくワークフローにより内部統制も強化

製品詳細を見る

\ITセレクトおすすめ「クラウドERP」製品の資料を一括ダウンロード(無料)/

ERPで医療業界の業務効率化とサービス向上を目指そう

医療現場の業務効率化や経営基盤強化には、ERPの導入・活用が今後ますます重要となります。現状の課題整理からスタートし、自院の規模や目的にあったERPの選定・導入で、働きやすさと医療サービスの質向上を実現してみてください。

もし「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「どう探せばよいのか分からない」とお困りでしたら、あるいは「おすすめ製品・ベンダーを紹介してほしい」「詳しい人に相談したい」のような希望がありましたら、適切なIT製品・サービス選定に詳しいIT専門スタッフに聞ける・相談できるITセレクトのコンシェルジュ相談サービスを用意しています。ぜひご利用ください。(無料です!)

無料でIT製品選びをお手伝いします

ITセレクトはビジネスマッチングサービスの発注ナビと連携し、

IT製品探しのご相談・ご紹介を無料で行うコンシェルジュサービスを提供しています。

▼早速コンシェルジュ相談を申し込む

専門スタッフへ相談

会社名必須
お名前必須
部署名必須
日中つながる電話番号必須
メールアドレス必須
ご質問・ご要望等任意

専門スタッフへのご要望を記載ください(例:2ヶ月後までに勤怠管理システムを導入したい 等)

ご確認事項

  • ご登録いただいた情報は、発注ナビ株式会社(以下「発注ナビ」といいます)が取得いたします。
  • 案件の詳細をお伺いするため、発注ナビよりご連絡差し上げる場合があります。

お申込みには、発注ナビ株式会社の「利用規約」「個人情報の取り扱い」及び発注ナビからのメール受信への同意が必要です。

医療業界でのERP活用シーンを解説 現場と経営に役立つ選び方・導入メリットを理解する

医療業界では業務の複雑化や人材不足、法規制対応など多くの課題が顕在化し、現場と経営の両面で効率化が求められています。こうした背景の中、「デジタル化」によって業務の一元管理や情報共有の強化、経営判断の迅速化を実現するERP(統合基幹業務システム)の導入が注目されています。本記事では、医療現場と経営層が抱える悩みにどう応えるか、ERPのメリットや導入ポイント、選び方のコツまで徹解説します。 この1ページでまず理解!クラウドERPの主な機能、メリット/デメリット、選定ポイント|人気・定番・おすすめの製品をチェック 医療業界でERPが求められる理由医療業界でERPを導入するメリット医療業 […]

thumbnail

    失敗しないERP選び|導入効果・機能・注意点、おすすめ34製品を比較

    急激に変化する市場環境の中で、企業にはより迅速な経営判断と業務効率化が求められています。そうした中、経営資源を一元管理し、企業の基幹業務を支える「ERPシステム(Enterprise Resource Planning)」の導入が注目を集めています。 本記事では、経営層や情報システム部門の担当者向けに、ERPの基本概念やクラウドERPとオンプレミスERPの違い、導入プロセスやメリット・デメリットを分かりやすく解説します。併せて日本企業に採用シーンがある主要のSaaS型ERPを中心に、おすすめのERP製品(全34製品/2025年10月時点)の詳細情報をピックアップしました。これからERP導入を検 […]

    thumbnail

      クラウドシステムとは? クラウド型製品・サービスの種類と仕組み、ビジネス成果・導入メリットを分かりやすく解説

      「クラウド、クラウドとよく耳にするけれど、実は……どんなものなのか実際のところよく分かっていない」とお悩みの人もいるかもしれません。昨今、特にSaaS型のIT製品は、多くの企業が導入して「ビジネス成果を出し」ています。しかしいざ自身が検討する/導入するとなると難しく感じてしまうものです。 本記事では、改めて「クラウドシステムとは何か」を確認するとともに、特にSaaS型製品についての概要、導入成果とメリット、そして導入の仕方について、できるだけシンプルに「第一歩」を踏み出せるよう解説していきます。 「自社に合う製品が分からない」 「時間をかけず効率的にサービスを検討したい」 \そんなときはITセ […]

      thumbnail

        老朽基幹システムのリプレース推進ガイド|進め方、費用、成功のポイントを理解する

        老朽化した基幹システムを前にしつつ「2025年の崖」という言葉を聞き、漠然とした危機感を抱きながらも何から手をつけていいか分からない、失敗が許されないがゆえに踏み出しにくい、そうお悩みではありませんか? 長年のカスタマイズでブラックボックス化し、一部のベテラン社員しか全ぼうを理解していないシステムは、業務効率を低下させるだけでなく、セキュリティリスクや事業継続性にも大きな影響を及ぼします。しかし多額の投資と時間を要するリプレースとなると、まさに会社の未来を左右する一大プロジェクトです。 本記事は、そんな「難題」を抱えた経営層・システム刷新担当者に向け、基幹システムリプレースを成功に導くためのポ […]

        thumbnail

          成果を上げるバックオフィスDXの実践方法 | 業務効率化と経営基盤強化への第一歩

          経理や人事、総務などのバックオフィス業務担当者の皆さまへ。日々の作業が煩雑で「このままでいいのか」と感じることはありませんか? 最近は、書類の電子化やテレワークの広がりをきっかけに、バックオフィス業務のデジタル化――いわゆる「バックオフィスDX」に注目が集まっています。しかし、「何から手を付けていいか分からない」「本当に効果が出るのか不安」と迷っている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、バックオフィスDXの基本的な意味や始める理由、実際に得られるメリット、進め方のコツまで解説します。 この1ページでまず理解!クラウドERPの主な機能、メリット/デメリット、選定ポイント| […]

          thumbnail

            カテゴリー関連記事

            関連記事をもっと見る

            この記事と同じカテゴリーの製品

            使いやすくてコスパが高い!
            A/4 Medical Device
            基幹船
            Flexi

            製品をもっと見る