
「紙やExcelでの稟議書や申請書の回覧に時間がかかり、承認がどこで止まっているか分からない」「自社に合うワークフローシステムを探しているが、製品が多すぎて比較検討が難しい」このような課題を抱えていませんか。ワークフローシステムの導入は、申請・承認業務の効率化やペーパーレス化を進め、会社全体の生産性を上げるための土台になります。
この記事では、ITセレクトが厳選したワークフローシステム12製品を比較し、目的別に加えて「タイプ別」の考え方も使いながら、選び方や導入メリットを分かりやすく整理します。まずは「自社に必要な型はどれか」を押さえたうえで、候補を絞っていきましょう。
ワークフローシステム市場は拡大中 SaaS比率も上昇
国内のワークフロー市場は拡大が続き、クラウド型(SaaS)を中心に導入が進んでいます。初期費用を抑えやすく、テレワークや外出先からも承認できる点が評価され、システム選定でもクラウド型が第一候補になりやすい状況です。
導入が多い“定番”から比較を始めるのも手
最初から候補を広げすぎると比較が難しくなります。まずは導入検討で名前が挙がりやすい製品を起点にし、「自社要件に合うか」を確認すると進めやすくなります。例として、X-point CloudのようにExcel帳票の活用に強い製品や、チャットと一体で使えるオールインワン型などが候補になりやすいです。
ワークフローシステムは大きく3タイプ 先に「自社の型」を決めよう
製品選定を早く進めるコツは、先に「どのタイプが必要か」を決めることです。ワークフローシステムは、大きく次の3タイプに分けて考えると整理しやすくなります。
タイプ1:申請・承認特化(稟議/経費/休暇などを最短で電子化)
紙やExcelの申請を、できるだけ早く電子化したい企業に向きます。フォーム作成のしやすさ、スマホ承認、TeamsやSlackなどの通知連携が比較の軸になります。
タイプ2:業務プロセス全般管理(周辺業務まで含めて最適化)
申請だけで終わらせず、承認後のデータ連携や運用統制まで含めて整えたい企業向けです。API連携、組織改編への追従、権限設計、監査ログなどが重要になります。
タイプ3:プロジェクト管理・グループウェア起点(情報共有とセットで)
チャットや予定表、文書管理などの情報共有基盤と一緒にワークフローを使いたい場合に向きます。ツールの切り替えを減らしたい企業ほど効果を感じやすいです。
ワークフロー導入の費用相場 まずは「月額」と「初期で膨らむ要因」を押さえる
クラウド型の目安としては、初期費用0円から数万円程度、月額は1ユーザーあたり300円から1000円程度をイメージすると比較しやすくなります。
一方で、大企業向けやオンプレミス型、要件が複雑で構築が必要な場合は、初期費用や構築費が大きくなることもあります。まずは「どこまでをワークフローで統一するか」を決め、見積もりの前提をそろえるのが大切です。
ワークフローシステム おすすめ12製品 比較一覧表
まずは、今回ご紹介する12製品について「料金・プラン」と「機能・連携」の2つの軸で比較してみましょう。自社の予算や規模、そして必要な機能が足りているかを確認していきましょう。(製品名abcあいうえお順/2025年12月時点) →【並べ替える/機能の有無で探す】
| 製品名 |
主なタイプ |
初期費用 |
月額料金(目安) |
無料プラン等 |
| AgileWorks |
プロセス管理 |
(要問い合わせ) |
(要問い合わせ) |
─ |
| kickflow |
プロセス管理 |
0円 |
(要問い合わせ/Standard等) |
─ |
| Lark |
オールインワン |
0円 |
1,420円/名(Pro) |
あり(Starter) |
| SmartDB |
プロセス管理/DB |
(要問い合わせ) |
(要問い合わせ) |
─ |
| Styleflow |
申請特化 |
0円 |
350円/名 |
─ |
| X-point Cloud |
プロセス管理 |
0円 |
500円/名 |
─ |
| 業務デザイナー |
自社構築 |
(要問い合わせ) |
(要問い合わせ) |
─ |
| クラウドワークフロー「FLOW+」 |
申請特化 |
(要問い合わせ) |
200円/名 |
─ |
| ジンジャーワークフロー |
バックオフィス統合 |
(要問い合わせ) |
300円〜/名 |
─ |
| つながるワークス |
グループウェア |
(要問い合わせ) |
(要問い合わせ) |
─ |
| デジロー |
申請特化 |
0円 |
800円/名 |
あり(10名まで) |
| ワークフローEX |
Excel活用 |
100,000円 |
500円/名 |
─ |
ワークフローシステムの機能・連携比較表
| 製品名 |
スマホ承認 |
チャット連携(Teams/Slack等) |
Excel帳票再現 |
外部連携(API等) |
監査ログ・セキュリティ |
| AgileWorks |
○ |
○ |
○ |
○ |
◎(高度な統制) |
| kickflow |
○ |
◎ |
△ |
◎(REST API/Webhook) |
◎(保存期間設定可) |
| Lark |
◎ |
◎(一体型) |
△ |
○ |
◎(Enterprise) |
| SmartDB |
○ |
○ |
○ |
○ |
◎(大企業実績多) |
| Styleflow |
○ |
○ |
○ |
△ |
○ |
| X-point Cloud |
○ |
○ |
◎ |
○ |
◎ |
| 業務デザイナー |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
| クラウドワークフロー「FLOW+」 |
○ |
◎ |
◎ |
△ |
△ |
| ジンジャーワークフロー |
○ |
○ |
△ |
◎(シリーズ連携) |
○ |
| つながるワークス |
○ |
○ |
◎ |
○ |
○ |
| デジロー |
○ |
◎ |
◎ |
△ |
△ |
| ワークフローEX |
○ |
△ |
◎ |
△ |
△ |
※2025年12月時点のITセレクト製品データベース情報等を基に整理。最新情報は各サービスの公式情報等も参照のうえ活用ください
この1ページで解決!ワークフローシステムの主な機能、メリット/デメリット、選定ポイントを徹底解説

【目的・課題で選ぶ】おすすめワークフローシステム
ワークフローを選ぶときは、「何を一番変えたいか」を先に決めると迷いにくくなります。ここでは、よくある目的ごとに候補をまとめました。
コストを抑えて迅速に導入したい・スマホで完結させたい
対象製品:クラウドワークフロー「FLOW+」、Styleflow、デジロー
「まずは安く始めたい」「現場の承認をスマホで終わらせたい」という場合は、申請・承認に特化したクラウド製品が向きます。FLOW+は低価格帯で始めやすく、Teams上で承認まで進めやすい点が特徴です。デジローは紙の感覚に近い操作を残せるため、移行時の抵抗を抑えたい企業にも合います。
今まで使っていたExcel帳票をそのまま活用したい
対象製品:X-point Cloud、ワークフローEX、つながるワークス
Excelの見た目や運用を大きく変えたくない場合は、帳票の取り込みや再現性を重視します。X-point Cloudは紙に近い入力フォームを作りやすく、現場の違和感を減らしやすいタイプです。添付資料が多い運用なら、ファイル回付に強いワークフローEXも候補になります。
複雑な承認フロー・内部統制・外部連携を重視したい(大企業向け)
対象製品:AgileWorks、kickflow、SmartDB
条件分岐が多い、組織改編が頻繁、監査対応が厳しいといった環境では、統制と設計の柔軟さが欠かせません。AgileWorksは大規模組織の運用を想定した機能がそろい、kickflowは外部連携や権限設計を重視したい企業に向きます。SmartDBはワークフローに加え、業務アプリ基盤として広く使いたい場合に選びやすい製品です。
ツールを一本化して業務効率を上げたい
対象製品:Lark、ジンジャーワークフロー
「チャットも会議も文書も、できるだけ一つにまとめたい」ならオールインワン型が候補です。バックオフィスのデータ連携まで含めて整理したいなら、ジンジャーシリーズのような統合型も検討しやすくなります。
ワークフローシステム おすすめ12選を徹底解説
ここからは、比較表で挙げた12製品について、特徴と向いている企業像を整理します。自社の型と目的に照らし合わせながら読み進めてください。
AgileWorks
株式会社エイトレッドが提供する、大企業向けのワークフローシステム。「X-point Cloud」で培ったノウハウを活かし、より複雑な組織構造や承認フローに特化した機能を搭載。グループ全体の内部統制強化を実現します。クラウド版とパッケージ(オンプレミス)版を選択可能です。
主な機能と特徴
- 頻繁な組織改編や大規模な人事異動に追従できる、高度な組織管理機能
- グループ会社をまたがる承認フローや、複雑な条件分岐にも柔軟に対応
- 多言語対応やグローバルな拠点管理にも対応
料金プラン
- 初期費用:(要問い合わせ)
- 月額費用:(要問い合わせ)
こんな企業におすすめ
- 従業員数1000人規模以上の企業
- グループ全体のガバナンスを強化したい企業
- 厳格な内部統制やセキュリティ要件を持つ企業
kickflow
株式会社ドリーム・アーツが提供する、大企業向け業務デジタル化クラウド。ワークフロー機能とWebデータベース機能を融合させ、単なる申請・承認業務だけでなく、あらゆる業務プロセスのデジタル化を実現します。
主な機能と特徴
- ノーコード・ローコードで複雑な業務アプリケーションを開発可能
- 文書管理機能も搭載し、申請から保管までを一元管理
- 数万人規模での利用実績が多数あり、大規模運用でも安心
料金プラン
- 初期費用:(要問い合わせ)
- 月額費用:(要問い合わせ)
こんな企業におすすめ
- 全社的なDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進したい大企業
- ワークフロー以外の業務もまとめてデジタル化したい企業
- 文書管理も効率化したい企業
X-point Cloud
株式会社エイトレッドが提供する、国内導入実績No.1を誇るクラウド型ワークフローシステム。紙の書類のような見た目の入力フォームが特徴で、現場の担当者が抵抗なく電子化へ移行できると評判です。
主な機能と特徴
- ExcelやWordで作成した既存の申請書をそのままフォームとして活用可能
- マウス操作で直感的に承認ルートを設計できる
- 豊富なAPI連携で、様々な外部システムと接続
料金プラン
こんな企業におすすめ
- 紙やExcelでの申請業務からスムーズに移行したい企業
- PC操作に不慣れな従業員が多い企業
- 幅広い業種・規模の企業
業務デザイナー
株式会社ユニオンシンクが提供する、ノーコード開発ツール。その機能の一つとして、ワークフローの設計・運用が可能で、企業の業務プロセス全体をデザインできます。
主な機能と特徴
- ドラッグ&ドロップの簡単操作で業務フローを可視化・設計
- ワークフローだけでなく、顧客管理やプロジェクト管理など様々な業務アプリを作成可能
- 多言語対応でグローバルな利用にも対応
料金プラン
- 初期費用:(要問い合わせ)
- 月額費用:(要問い合わせ)
こんな企業におすすめ
- 自社の業務に合わせてシステムを細かくカスタマイズしたい企業
- ワークフロー以外の業務も内製でシステム化したい企業
- 海外拠点を持つ企業
クラウドワークフロー「FLOW+」
カコムス株式会社が提供するクラウド型ワークフローシステム。使いやすさと柔軟な連携性を両立しており、幅広い企業規模に対応します。
主な機能と特徴
- Excelで作成した帳票をそのまま申請フォームにできる
- パズル感覚で直感的に承認ルートを設定可能
- kintoneやMicrosoft 365など、主要なグループウェアとシームレスに連携
料金プラン
- 初期費用:(要問い合わせ)
- 月額費用:月200円/ユーザー
こんな企業におすすめ
- Excel資産を有効活用したい企業
- kintoneなどのグループウェアを既に利用している企業
- 導入から運用まで手厚いサポートを希望する企業
ジンジャーワークフロー
jinjer株式会社が提供する、バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャー」シリーズのワークフローシステム。人事管理や勤怠、経費精算など、他のジンジャーシリーズと連携することで、バックオフィス業務全体を効率化します。
主な機能と特徴
- ジンジャーシリーズの従業員マスタと自動連携
- スマホアプリでいつでもどこでも申請・承認が可能
- シンプルな料金体系で、コストパフォーマンスが高い
料金プラン
- 初期費用:要相談
- 月額費用:月300円/ ユーザー
こんな企業におすすめ
- 「ジンジャー」シリーズを既に利用している、または導入を検討している企業
- 人事・労務・経理のデータを一元管理したい企業
- コストを抑えつつ多機能なシステムを導入したい企業
つながるワークス
株式会社J&Cカンパニーが提供する、中小企業向けのクラウド型ワークフローサービス。その名の通り、社内だけでなく、社外の取引先との受発注業務なども電子化できるのが特徴です。
主な機能と特徴
- Excelの申請書をそのままWebフォーム化できる
- 社外のユーザーを招待し、共同で利用することが可能
- 電子帳簿保存法に対応し、書類のペーパーレス化を促進
料金プラン
- 初期費用:(要問い合わせ)
- 月額費用:(要問い合わせ)
こんな企業におすすめ
- 取引先との書類のやり取りを効率化したい中小企業
- 受発注業務のデジタル化を検討している企業
- 電子帳簿保存法への対応を進めたい企業
デジロー
株式会社RITが提供する、中小企業やチーム向けの稟議・回覧システム。ユーザー単位の課金で、手軽にペーパーレス化を始められるのが魅力です。
主な機能と特徴
- 稟議書や回覧など、社内承認に特化したシンプルな機能
- SlackやLINE WORKSと連携し、スマホからでも手軽に承認可能
- 最短1分でアカウント登録が完了し、すぐに利用を開始できる
料金プラン
- 初期費用:0円
- スタンダード:月800円/ユーザー
こんな企業におすすめ
- まずは稟議や回覧だけでも電子化したい企業
- 少人数のチームや部門でスモールスタートしたい場合
- チャットツール中心のコミュニケーションを行っている企業
ワークフローEX
株式会社ナルボが提供する、低価格で高機能なクラウド型ワークフローシステム。ユーザー数に応じた料金体系で、コストパフォーマンスの高さで人気を集めています。
主な機能と特徴
- Excelで作成した申請書をそのままWebフォームとして利用可能
- 複雑な承認ルートにも柔軟に対応できる
- 30日間の無料トライアルで、全ての機能をじっくり試せる
料金プラン
- 初期費用:100000円
- 月額費用:月500円/ユーザー
こんな企業におすすめ
- コストを最優先で考えたい企業
- Excelでの申請業務に慣れている企業
- 機能と価格のバランスを重視する中小企業
asmana
株式会社RITが提供する、シンプル設計を特徴とする工数管理ツール。業務向けワークフロー機能も搭載しており、プロジェクトごとの工数申請や承認プロセスを効率化します。
主な機能と特徴
- 工数管理と連携したワークフローを構築可能
- ノーコードで誰でも簡単に申請フォームを作成できる
- SlackやMicrosoft Teamsなどのチャットツールと連携可能
料金プラン
こんな企業におすすめ
- プロジェクト単位での工数管理を効率化したい企業
- IT専門の担当者がいない企業
- チーム内のコミュニケーションを活性化させたい企業
manage
株式会社COELが提供する、管理部門に特化した勤怠管理システム。ワークフロー機能も備え、休暇申請や残業申請などを勤怠データと連携して管理できます。
主な機能と特徴
- 勤怠管理と連携した申請・承認が可能
- 法務・経理・人事など、管理部門の業務に特化した機能群
- セキュリティを重視した設計
料金プラン
- 初期費用:(要問い合わせ)
- manage ワークフロー:月500円/ユーザー
こんな企業におすすめ
- 管理部門全体の業務効率化を目指す企業
- 勤怠管理と申請業務をまとめて効率化したい企業
- 士業事務所
スマレジ・タイムカード
株式会社スマレジが提供するクラウド型の勤怠管理システム。一機能としてシンプルなワークフロー機能も搭載し、休暇申請や残業申請などの管理効率化に寄与します。
主な機能と特徴
- 勤怠管理と連携した申請・承認が可能
- 無料プランから利用でき、低コストで導入できる
- シフト管理や給与計算ソフトとの連携も充実
料金プラン
- 初期費用:0円
- プレミアム:月2420円(10人まで)
こんな企業におすすめ
- 勤怠管理と合わせてシンプルな申請業務を効率化したい企業
- とにかくコストを抑えたい小規模事業者
- 「スマレジ」のPOSレジを利用している店舗
ダッシュコム
株式会社Dashcombが提供する、中小企業向けのローコード・ノーコード開発ツール。ワークフロー機能も内包しており、自社の業務に合わせた独自の申請プロセスを構築できます。
主な機能と特徴
- ワークフローを含む様々な業務アプリをノーコードで開発可能
- 直感的で分かりやすいインターフェース
- 導入しやすい価格設定
料金プラン
- 初期費用:0円~
- ベーシック:月23750円(5人まで)
こんな企業におすすめ
- 申請業務だけでなく、社内の様々な業務をシステム化したい中小企業
- 複数のツールを一つにまとめたい企業
- 自社独自の業務フローに合わせて柔軟にシステムを構築したい企業
関連無料で使えるワークフロー管理ツール14選 無料版はどこまで使える? 有料版との機能差は?
こちらもおすすめ!「承認はまだ?」はもう不要 稟議システムで業務効率化と意思決定を加速させる方法

失敗しないワークフローシステムの選び方(重要ポイント)
製品比較で迷ったら、次の観点で要件をそろえると判断しやすくなります。特に「タイプ」と「連携」は、導入後の満足度に直結しやすいポイントです。
ポイント1:まずはタイプを決める(申請特化/プロセス管理/オールインワン)
どこまでをシステムで統一したいかで必要な製品が変わります。申請だけを早く電子化するのか、周辺業務もつなげるのか、情報共有も含めてまとめたいのかを整理します。
ポイント2:自社の業務フローに合うか(承認ルート、条件分岐、代理承認)
金額で承認者が変わる、合議があるなど、現状のルールを再現できるかを確認します。
ポイント3:操作性(現場が使い続けられるか)
管理者だけでなく、現場担当者がストレスなく使えるかが定着の鍵です。無料トライアルがあれば複数部門で触って確認します。
ポイント4:外部連携(会計・勤怠・人事・チャット)
連携できないと転記作業が残り、効果が出にくくなります。APIやWebhook、標準連携の有無を見ます。
ポイント5:セキュリティと監査対応
アクセス制御、SSO、暗号化、監査ログの保存など、自社のルールを満たすかを確認します。
ポイント6:導入支援と運用サポート
初期設定や定着支援、問い合わせ窓口の手厚さは、導入後のトラブル回避に役立ちます。
ポイント7:料金体系と費用対効果
ユーザー課金か、最低利用人数があるかなど前提をそろえ、削減できる工数と見比べます。
ワークフローシステム導入のメリット
ワークフローシステムを導入すると、紙やExcelで行っていた申請・承認をデジタル化できるため、意思決定のスピードと業務全体の効率が大きく向上します。 また、承認履歴が自動で記録されることで内部統制や監査対応がしやすくなり、テレワークや多拠点運用でも統一したルールで運用しやすくなる点も重要なメリットです。
意思決定と業務スピードを上げやすい
承認者が不在でも、スマホや外出先から申請・承認できるため、書類が止まりにくくなります。 印刷・押印・社内回覧の待ち時間が減ることで、稟議や各種申請のリードタイムを短縮し、意思決定のスピードアップにつなげやすくなります。
内部統制とコンプライアンスを強化しやすい
「いつ、誰が、何を承認したか」が自動でログとして残るため、承認プロセスの透明性が高まり、不正やミスの早期発見に役立ちます。 監査時も必要な履歴をすぐに抽出できるため、証跡の収集や説明にかかる手間を減らし、ガバナンス強化と業務負荷の軽減を両立しやすくなります。
ペーパーレス化で管理コストを減らしやすい
印刷や製本、郵送・回覧といった紙の運用が不要になり、用紙代・トナー代・郵送費などのコスト削減につながります。 電子データとして一元管理できるため、キャビネットや倉庫スペースも圧縮でき、保管・廃棄の手間やコストも抑えられます。
ボトルネックを可視化して改善につなげやすい
申請件数や承認にかかった時間、どの部署・どの承認ステップで滞留しやすいかといったデータを可視化できるため、業務プロセスの「詰まりどころ」を把握しやすくなります。 数値に基づいてフローの見直しや承認権限の整理を行えるため、属人化を防ぎながら継続的な業務改善サイクルを回しやすくなります。
テレワークや多拠点運用でも統一ルールを保ちやすい
インターネット環境さえあれば、自宅や出張先、海外拠点からでも同じルール・同じ画面で申請・承認できるため、場所に依存しない運用が可能になります。 拠点ごとに申請様式や運用ルールがバラバラになりにくく、グループ全体でフローと権限を標準化しやすい点も、テレワーク時代の大きなメリットです。
知っておきたい導入時の注意点(デメリット)と対策
ワークフロー導入は効果が大きい一方で、進め方を間違えると「使われないシステム」になりがちです。ここでは代表的な注意点と、現実的な対策をまとめます。
初期費用・月額費用などのコストが発生する
対策としては、最初から全社展開を目指さず、対象業務を絞ってスモールスタートし、効果が見えた段階で広げる方法が取り組みやすいです。
社内ルールに則った管理や教育が必要
入力項目や承認ルールを増やしすぎると現場負担が増えます。まずは最低限のルールで回し、必要に応じて改善していくと定着しやすくなります。
システムの導入に時間がかかる場合がある
外部連携や権限設計を同時に進めると長引くことがあります。優先順位を決め、段階的に導入範囲を広げる計画にすると進行が安定します。
おすすめSaaS導入前に考慮しておくべき3つの基本ポイント

自社の課題・目的に合うワークフローシステムで業務改革を
本記事では、ワークフローシステム12製品をタイプ別・目的別に整理し、選び方の観点も合わせて紹介しました。導入はツール選びで終わりではなく、「どの申請を、どのルールで、誰が使うか」を整える取り組みでもあります。まずは自社の課題を言語化し、必要なタイプを決めたうえで、無料トライアルや資料請求で使い勝手を確かめてみてください。
もし「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「どう探せばよいのか分からない」とお困りでしたら、あるいは「おすすめ製品・ベンダーを紹介してほしい」「詳しい人に相談したい」のような希望がありましたら、適切なIT製品・サービス選定に詳しいIT専門スタッフに聞ける・相談できるITセレクトのコンシェルジュ相談サービスを用意しています。ぜひご利用ください。(無料です!)
無料でIT製品選びをお手伝いします
ITセレクトはビジネスマッチングサービスの発注ナビと連携し、
IT製品探しのご相談・ご紹介を無料で行うコンシェルジュサービスを提供しています。
▼早速コンシェルジュ相談を申し込む