今年もCESの季節がやってきた。1月8日から11日までの4日間、カジノの町として知られる米国ネバダ州ラスベガスは家電とITの町に変貌する。
「International CES(Consumer Electronics Show) 2004」は、いわずと知れた世界最大のコンシューマーエレクトロニクス展示会だ。今年で37回目という歴史を持つが、特にここ数年は出展社が増え続け、オーディオ・ビジュアル機器やゲームといったコンシューマー製品のみならず、PCや携帯電話、ネットワーク製品などITの分野までをも包含する総合ハイテク展示会に変貌している。主催のCEAによると、今年の出展社数は2300超。昨年実績は2200社だったため、今年はさらに100社が出展社リストに名を連ねたことになる。
期間中は100以上のカンファレンスが開かれる。基調講演は、7日のMicrosoft(ビル・ゲイツ会長兼CSA)を皮切りに、8日のIntel(ポール・オッテリーニ社長)、松下電器産業(大坪文雄専務)と続く。また、7日には大手家電メーカー各社がプレス向けのカンファレンスを行う予定だ。昨年の「SPOT」や「Banias」のような目玉に欠けるといわれる今年のCESだが、どんな“隠し球”が飛び出すのだろうか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR