東芝は1月8日、0.85インチ(ディスク径約2.2センチ)の超小型HDDを今秋から量産出荷すると発表した。
同社が生産する1.8インチ型(ディスク径約4.8センチ)の4分の1に小型化したHDD。容量は2−4Gバイトを想定しているが、今後の大容量化は可能としている。夏にサンプル出荷を開始、秋から月産20−30万台規模で量産を始める。量産拠点は青梅デジタルメディア工場(東京・青梅市)を予定している。
同社が業界で初めて開発した1.8インチHDDはノートPC用途に加え、米Apple Computerの「iPod」などに採用されるなど用途が広がり、2003年10月末で累計300万台を生産した。さらに小型化したHDDの市場投入でモバイル機器向けHDD市場の拡大を図る。
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