理経とワイコムは、北海道小清水町にて広域長距離FWAシステムの実証実験を2月より開始する。FWAながら、10キロ以上離れた見通しのきかない地域にもサービスが提供できるのが特徴。
ここで利用するのは、理経が日本の代理店業務を行っているイスラエルのアルバリオン社が開発した広域長距離FWAシステム。5GHz帯を用いている。
実証実験を行う小清水町では、ワイコムがすでにFWAサービスを提供しているが一部地域にとどまっている。これを従来のFWAシステムを使って全域にまで広げるためには、複数の基地局が必要になる。しかし、広域長距離FWAシステムを用いれば、最小限の基地局で町全域でのサービスが可能だとしている。さらに、通信速度もこれまでのFWAシステムと変わらない程度が得られる。
なお、実証実験では、モニターを募集する。
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