ソニーは、昨年4月に発売したDVDレコーダー機能付きのコクーン「NDR-XR1」が、コピーワンス番組の録画に対応できないことを明らかにした。これに伴い、当該番組が録画できない旨のメッセージを追加するソフトウェアアップデートを実施する。
2004年4月5日より、地上デジタル/BSデジタルテレビ放送は、「1回だけ録画可能」のコピーワンス放送となる。しかし、NDR-XR1は、録画した映像からDVDメニューを作成し、DVDにダビングする機能が特長であり、「編集やDVDへのダビング機能による画像の取り扱いに配慮して、HDDに録画できない仕様となっている」(ソニー)。
これに伴い、ソニーはコピーワンス制御信号が加えられた番組を録画できない旨のメッセージを追加するソフトウェア更新を実施する。今のところ、XR1でコピーワンス番組の録画を予約すると「録画予約が完了しました」というメッセージが出てしまうが、アップデートにより、メッセージのあとに「コピー制限のある映像は録画できません」という注釈が加わる。また、コピーワンス信号を含む映像を「録画予約」した場合、初回再生時に「録画中にコピー制限のある映像がありました」というメッセージを表示し、録画が完了できなかったことを知らせる。
ソフトウェアの更新は4月5日の13時より(料金は無料)。対象となるのは、「ソフトウェアバージョン 1.2.3」の機種で、ブロードバンド環境があるユーザーの場合はメニュー画面の「セットアップ」から実行できる。一方、ネット非接続の場合は、引き取り対応になる。連絡先は下記の通り。なお、「カモン!マイキャスター」利用者で、1月14日に案内したソフトウェア更新を実行してある場合は対象外となる。
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