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ネット+コンシェルジュサービス〜カフェ「オダシスきょうどう」がオープン

» 2004年04月06日 21時59分 公開
[RBB Today]
RBB Today

 4月5日、小田急線経堂駅にインターネットも利用できるコミュニケーションカフェ「オダシスきょうどう」が誕生した。同店は、祖師ヶ谷大蔵駅にある「オダシスそしがや」に続いて2店目のコミュニケーションカフェ。

 オダシスきょうどうは、カフェ運営はEXCELSIOR CAFFEが担っている。そのため、ドリンクメニューに限らず、サンドイッチやケーキ、パンなどのフードメニューも充実しているカフェだ。広々とした店内には全部で79席が点在し、コーナーには8台のWindowsパソコンが設置されている。これらのパソコンは、ワンドリンク+30分100円で誰でも自由に利用できる。ここまでならば単なるインターネットカフェだが、さらにオダシスきょうどうには、パソコンの操作や小田急グループ各社のサービスを案内してくれるコンシェルジュサービスも用意されているのだ。

 ところで、店内に設置されているパソコンはすべてTEPCOひかりの回線が使われている。つまり、ここのパソコンならば上下とも100MbpsのFTTHを体験できるのだ。そこで、オープンしたばかりの同店で実際に利用していたお客様に使用感を聞いてみた。

 祖師ヶ谷大蔵から来たという69歳の男性は「明るいし、機械もいいので、経堂に来たときには使ってみたい」と話してくれた。また、近くに住む50歳の男性は「自宅はアパートなので光がひけずADSLを使っている。やっぱり光はいいですね」。同じく近くに住む35歳の女性は「自宅ではマンションに引いてあるインターネットを使っているけれど、自宅よりもかなり速いと思う。今後も利用していきたい」。インターネットカフェははじめてという40代の女性は「前からインターネットカフェには行ってみたかった。お店の人にやり方を聞いて触ってみたが結構面白いと思う。機会があればまた来たい」など、パソコンを利用していたお客様にはなかなか好評だ。経堂駅に来たときには、ぜひとも立ち寄ってみてはいかがだろうか。

インターネットも利用できるWindowsPC
さまざまなサービスを案内してくれるスタッフ
さまざまなサービスを案内してくれるスタッフ(中央)。EXCELSIOR CAFFEはフードメニューの種類も豊富だ

 「オダシスそしがや」と「オダシスきょうどう」は、小田急グループにとってどのような位置づけなのだろうか。両店ともカフェとインターネット、コンシェルジュサービスを提供しているが、小田急グループとしては両店によって利益を得ようとは考えていないという。「オダシスは小田急グループ全体の営業促進としての位置づけです。小田急グループのさまざまなサービスを案内することで、将来的にグループ全体を活性化できればいいと考えています」(小田急電鉄株式会社 営業推進部 グループ連携担当の丸山雄介氏)。

 また、「オダシスきょうどう」をカフェ+インターネット+コンシェルジュという組み合わせにしたことに対して、丸山氏は「単なるインターネットカフェではなく、人と人とのコミュニケーションの場にしたかったんです。そのために、いろいろなサービスをご案内するコンシェルジュサービスを加えました」と説明する。「おそらくパソコンは1日に120回程度、コンシェルジュは1ヶ月で200回程度の利用があるのではないかと見込んでいます」と、同店への期待を見せる。

 一方、オダシスきょうどうに回線を提供している東京電力 光ネットワーク・カンパニー 販売促進部の土屋健一氏は、「TEPCOひかりの回線を使った体験スポットが誕生するのは非常にうれしいことです。今後もオダシスきょうどうのような体験スポットやイベントを通して、ひとりでも多くのお客様にTEPCOひかりを体験してもらいたいと思っています」と語る。

 なお18日には、同店で上下とも100Mbpsの「OCV 光速インターネット Powered by TEPCOひかり」が体験できる「光」スタートキャンペーンも予定されている。

カフェとネット、人によるサービスが混在する「オダシスきょうどう」

■オダシスきょうどう
 住所:東京都世田谷区経堂1-20-1
    小田急線経堂駅コンコース
    席数:79席
    デスクトップ型パソコン:8台
    プラズマディスプレイ:2台
    グラスビジュン:1台