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ソニー、スピーカー着脱式の55V型「プラズマベガ」

» 2004年04月08日 18時06分 公開
[ITmedia]

 ソニーは4月8日、プラスマTV「プラズマベガ」新製品3モデルを発表した。55V型の「KDE-P55HX2」(123万9000円)と37V型「KE-P37TC2」(49万3500円)は5月10日に、32V型の「KE-P32TC2」(42万円)は5月20日に発売する(価格はすべて税込み)。

 KDE-P55HX2は、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを内蔵。CATVバススルーにも対応する。

 映像信号をフルデジタルで処理する「ベガエンジン」を搭載した。RGB各色を14ビット相当で処理できるデジタル高画質システムにより、階調表現力とコントラスト感を高めたとしている。パネルに最適なフィルターを搭載して反射も低減したという。表示解像度は1366×768ピクセル。

 スピーカーの出力は15ワット×2。スピーカー部は取り外し可能なため、手持ちのスピーカーと組み合わせて、マルチチャンネルスピーカーシステムを構築可能だ。

 スピーカーには、ネオジウムマグネット採用した新設計のウーファーと、ツィーター内蔵した。迫力と厚みのある低音と伸びのある中高音域を再生できるという。高音質化回路「BBE」を搭載したほか、5.1ch音声をバーチャル再生できる「TruSurround DIGITAL5.1CH」も利用可能だ。

 メモリースティックにTV映像を録画できる「メモリースティックスタジオ」や、IEEE 1394接続の録画機器などに映像をデジタル録画できる「i.LINKスタジオ」機能を備えた。ナビゲーション機能「ベガゲート」により操作性を高めている。

 入力端子はS2×4、D4×1、コンポジット×4など。ディスプレイ部のサイズは171(幅)×87(高さ)×10.9(奥行き)センチで、重さは62キロ。メディアレシーバー部のサイズは43(幅)×7.9(高さ)×34.3(奥行き)センチで、重さは6キロ。

 KE-P37TC2とKE-P32TC2は、地上アナログ/CATV対応チューナーを内蔵した。KDE-P55HX2と同様、ベガエンジンを搭載し、暗部の階調表現力とコントラスト感を高めている。表示解像度はKE-P37TC2が1024×1024ピクセル、KE-P32TC2が852×1024ピクセル。出力15ワット×2のスピーカーを内蔵した。ベガゲートも備えている。

 入力端子はD4×1、S2×3、コンポジット×3など。サイズはKE-P37TC2が113.5(幅)×61.7(高さ)×11(奥行き)センチで重さは33キロ、KE-P32TC2が101.2(幅)×54.4(高さ)×11(奥行き)センチで重さは27.5キロ。

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