ニコンは19日、戦場カメラマン・一ノ瀬泰造氏のドキュメンタリー映画「TAIZO」展に協賛すると発表した。映画「TAIZO」展は、東京・六本木ヒルズのテレビ朝日東京本社1F多目的スペースUMUで開催される。開催日時は4月18日〜25日の12時〜21時(最終日は〜20時)で、入場は無料。
同展では、一ノ瀬氏がアンスヌールの激戦(1973年9月)を撮影中に水に濡れて故障したという、愛用のカメラ「ニコマート」をはじめ、戦場で使用していたヘルメットや従軍記者章なども公開される。さらに、映画「TAIZO」も特別上映しており、映画を視聴するにはチケット替わりとなる「The Spirit of TAIZO」の刻印を施したドック・タッグ(税込み1,000円)の購入が必要だ。
一ノ瀬氏は、一時帰国した1973年に弾丸が貫通した「ニコンF」を残し、再びインドシナへ。同年アンコールワットで消息を断ち、帰らぬ人となった。これまで一ノ瀬氏を主人公にした映画は、「泰造」(1985年)と「地雷を踏んだらサヨウナラ」(1999年)の2作品あるが、現在上映中のTAIZOはドキュメンタリー映画だ。TAIZOの監督は中島多圭子氏、泰造の声を俳優の坂口憲二が演じる。
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