米Microsoftは、ブラウザのMSN Toolbarにバンドルできるインスタントメッセージング(IM)クライアント新版「MSN Messenger 6.2」をリリースする。併せて米国内のMSN Messengerユーザー向けに、有料のゲームサービスを提供開始する。
広報担当者が4月22日明らかにしたところでは、6.2では顔文字の自動修正機能、接続のトラブルシューティング機能、連絡先リストの表示方法を変更して携帯機器を使っている相手が分かりやすくなるなど、マイナーな変更が幾つか加えられている。
しかし最も大きく変わるのは、MSN ToolbarにMessengerの新版がバンドルされる点だろう。Messenger 6.2をインストールする過程で、ユーザーはこのツールバーをインストールするかどうかを尋ねられる。デフォルトではインストールされるようになっている。
MSN ToolbarではInternet Explorer(IE)ブラウザにMSNのWebサイトとMSN Messengerへのショートカットが追加され、ポップアップ広告遮断、検索などの機能も備える。ライバルのGoogleとYahoo!も同じような機能を持ったツールバーを提供している。
Messengerの新版は世界のMSNサイトで徐々にリリースされ、4月26日の週には広範に提供開始されるだろうと広報担当者。
米国ではMSN Messenger 6.2のユーザー向けに、相互対戦できる有料ゲームサービス「MSN Instant Games」も導入する。このサービスでは「Chess」「Wheel of Fortune」「Billiards」「Upwords」の4種類のゲームを提供。Chessは月額3.99ドルまたは年間9.99ドル、それ以外のゲームは月額4.99ドルまたは年間14.99ドル。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR