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システムトークス、MPEG-4対応ポータブルAVプレーヤー「ムービービジョンAV」

» 2004年04月28日 01時19分 公開
[ITmedia]

 システムトークスは4月27日、DivXを含むMPEG-4動画や、JPEG画像、MP3音楽などを再生できるポータブルAVプレーヤー「ムービービジョンAV」を発表した。MPEG-4のエンコーダーを内蔵しており、テレビやビデオデッキにつないで直接録画できる点が特徴だ。6月1日発売で価格は3万4800円。

photo 白を基調にした外観。ところどころに入ったシルバーがアクセント

 ホワイトカラーの本体は、72(幅)×104.5(高さ)×20.5(厚さ)ミリとコンパクトサイズ。コンパクトフラッシュType Iのスロットを搭載し、フラッシュメモリやMicroDriveをメディアとして利用できる。液晶ディスプレイは2.5型のTFTカラーで、解像度は320×240ピクセル。重量は本体のみで150グラムだ。

 ムービービジョンAVは、パソコンで作成したMPEG-4動画(AVI形式、音声コーデックはMP3)を再生することはもちろん、単体で録画も可能になっている点がユニークだ。テレビやビデオの映像出力(コンポジット)と本体を付属のAVケーブルで接続すれば、内蔵のMPEG-4エンコーダーにより、直接MPEG-4ファイル(ASF+G.726)を作成できる。

 また、オプションとして1.8型HDDを使った外付け20GバイトHDDユニットも用意された。このHDDユニットは、本体と一体化した形で持ち歩き可能。USB2.0の外付けHDDとして利用することもできる。また、CFとHDDの両方を使用した場合は、パソコンがなくてもCFカードとHDDの間で相互にデータを移動できるという。

photo 本体に接続したところ

 内蔵のリチウムイオンバッテリーによる連続駆動は、液晶は使用しないMP3再生時で連続約6時間。MPEG-4動画の場合は、CF使用時で約2.5時間、HDDを使うと約1.5時間になるという。

 パッケージには、本体のほか、USBケーブル、AVケーブル、ACアダプタ、インストレーションCD、マニュアル、ハンドストラップ、インナーイヤー型ヘッドホン、ソフトケースなどが含まれている。

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