米Motorolaは4月29日、同社のセットトップボックス(STB)と統合可能な新しい音声ナビゲーションサービスを発表した。CATV業界向け音声認識サービス提供会社Agile TVの技術を採用したもので、利用者は、リモコン統合型マイクを通してテレビに語りかけることでSTBを操作できる。
この技術では、10万件以上のフレーズを認識し、複数の言語を理解するという。USA MediaのCATV加入者を対象に、MotorolaのデジタルSTB「DCT2000」を使った15カ月にわたるα版テストが行われており、テスターからは、知らなかったチャンネルや番組を発見しやすいなどと好評だという。
MotorolaとAgileTVは、この音声ナビゲーションサービスを、5月2日から5日までニューオーリンズで開催のNCTA 2004でデモンストレーションする。
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