東芝は5月7日、ハイブリッドレコーダーの普及モデル「RD-XS33」を発表した。価格はオープンプライスだが、店頭では8万円前後になる見込みだ。7月1日に発売する。
RD-XS33は、160GバイトHDDとDVD-RAM/R/-RW対応のマルチドライブを搭載しながら、高さ58mmの薄型設計。普及モデルながら高速ダビング中の新規録画や、録画中の別タイトル編集といった“マルチ操作”が可能で、1.5倍速の早見機能なども搭載している。
内蔵ソフトウェアは「RD-XS32」がベース。非搭載のDV連動機能を省き、初心者でも簡単に扱えるよう、新たに「簡単ナビ」を追加した。簡単ナビは、録画予約や再生するタイトルの選択、DVDへのダビング、録画済み番組のタイトル変更といった頻繁に利用する機能をまとめたもので、録画した番組を動画で確認できる動画プレビュー機能も搭載している。
さらに、長時間録画に対する需要が高まっていることを受け、RD-XS33では手動で画質モードを1.0Mbpsに設定できる「MN1.0モード」が追加された。これにより、160Gバイトの内蔵HDDでは最大約284時間、DVD-RAMなら1枚に最大で8時間録画できるようになる。また、MN1.0モードの追加でDVDへダビング速度も最大32倍速になった(画質レート1.0Mbps、音声モード“M1”で録画した8時間番組を4倍速対応DVD-Rにダビングしたとき)。
DVD-RAMはVRモード、DVD-RWとDVD-RはVideoモード記録に対応。DVD-RWのVRモードは再生のみ可能だ(CPRM対応)。なお、DVD-RAMはカートリッジなしタイプを利用する(カートリッジから取り出しても利用可能)。主な仕様は下記の通り。
製品名 | RD-XS33 |
---|---|
HDD容量 | 160Gバイト |
対応DVDメディア | DVD-RAM/-R/-RW |
録画方式 | MPEG-2 |
録音方式 | ドルビーデジタル、リニアPCM |
インタフェース | 入力:3系統(S端子、コンポジット) 出力:3系統(D1/D2映像出力×1、S端子、コンポジット×2系統) |
チューナー部 | 地上波アナログ、CATV(〜C63ch) |
本体サイズ | 430(幅)×336(奥行き)×58(高さ)mm |
重量 | 4.7kg |
価格 | オープンプライス(実売8万円前後) |
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